第3回:目からウロコ!の畝作り!
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さぁ、今日は畝作りですね! 畝は、土を盛り上げていけばいいんですよね☆ |
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メグさん、ちょっと待って! それでも畝はできますけど、もっと良い畝を作るコツがあるのです。 |
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畝を作るのに、コツがあるんですか?? |
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コツは、畝の大きさの目安のことで、『深さ30cm、高さ20cm、幅は肩幅』です。この数字の通りに作れば、楽に、良い畝が作れますよ。具体的には、作業をしながら説明していきましょう。 |
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はい、宜しくお願いします! |
本日の道具たち

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今日は初めから、今日のポイント!です。
ここがポイント!
今日のポイントは、早坂先生提案の畝の大きさの目安、『深さ30cm、高さ20cm、幅は肩幅』です。早速やってみましょう! -
【1】 畝を作る場所に、深さ約30cmの溝を掘ります。掘った土は、溝の脇によけておきます。できれば、しばらくそのままにして、空気に触れさせるとより良いそうです。 溝の深さは、シャベルの刃の部分の高さがおよそ30cmなので、参考にしてみてください。
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【2】 掘り出した土を、溝に戻して、畝を作っていきます。 土は、一度掘り起こされて、空気を含んでボリュームアップしているので、約20cm程度の高さの畝を作ることができました。
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【3】 上から押さえたりせず、ふんわりと盛ることがポイントです。 土を、深さ30cm掘り、その上に高さ約20cmに土を盛って、これで合計約50cm分耕した畝が完成しました!
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畝を作る理由はいろいろありますが、1段高くすることで、雑草を進出させにくくしたり、野菜の世話をする人が作業しやすくする目的があります。その上で、だいたいの野菜の栽培に適用できる畝の大きさが、『高さ20cm、幅は肩幅』なのです。高さを高くしすぎると、畝が崩れやすくなります。
幅が肩幅、というのは、畝の間で作業をするのに、畝が肩幅くらいだと、ちょうど手が届きやすいからです。畝と畝の間は、人が通るスペースですが、野菜が育ってくると通りにくくなるので、なるべく広い方が楽でしょう。
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ここで少し別の話です。 前回、石灰をまく話をしましたが、今回の畝作り中でも石灰をまくことができます。溝を掘ったときに、溝の中にまくのですが、野菜の株の位置が決まっているのなら、その真下にだけまいても有効です。
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本日の作業はすぐに終了!
4畝作るのに、3人で、1時間程度で終了しました。
本日のポイントおさらい
畝の大きさは『深さ30cm、高さ20cm、幅は肩幅』が目安!
石灰は、溝の中にまいても良い。
本日の定点観測

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大きな畝を4畝と、小さな畝を3畝作ったけど、畝の幅がちょっとバラバラになってしまったね。 |
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まぁそれは問題ないでしょう。もちろん、もう何の野菜をどこに作るか決まっているのなら、その野菜に応じた畝の高さ、幅を調節してくださいね。 |
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それにしても、30cmの深さを掘って、その上に高さ20cmに土を盛ることで、合計で50cm分耕された畝を作る、なんて、目からウロコでした! |
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耕す、となると重労働ですから、少しでも楽に効率よく、いい畝を作りたいですよね♪大切なのは、野菜が根を張るところを確保してあげることですからね。 |
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これでいよいよ畑らしくなりましたね!! 次回は、この菜園の強敵その1、雑草を防止するアイテムを設置ですね! |
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雑草抜きは大変な作業になってきますから、事前に生えない工夫をすると、とっても楽になると思いますよ。 でも使うアイテムは1つだけ!これもホームセンターなどで手軽に買うことができます。でも設置作業にコツがあるので、次回もしっかり勉強してくださいね。 |
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はい、雑草対策頑張ります! |
登場人物紹介
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早坂ひろみ先生
アイリスガーデニングドットコムでお馴染みの、ガーデンプロデューサー。 お花だけでなく、野菜作りに関してもプロ!
土作りから収穫まで、分かりやすくていねいに、メグとゴンの指導に当たってくださいます。 -
メグ
プランター菜園1年生。虫は大嫌いだけど野菜は大好き! どうやって虫を触らずに作業ができるかを考えながら、今日も水やり、草抜きに励みます。 -
ゴン
プランター菜園3年生。土に触ってる瞬間が幸せ!な野菜作り大好きの菜園家。 今までプランターで野菜を作ってきましたが、畑での野菜作りは初めてです。