トマト 〜夏野菜のトマトを秋でも楽しむ!〜

秋からトマトを育てることができます。9月から苗を植えつければ1ヶ月後から収穫可能です。初心者の方にもわかりやすく、育てる手順とポイントをご紹介します。

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目次

特徴

連作障害が出やすい野菜。毎年育てたい場合には、十分な計画が必要。
日の光を好む野菜です。日当たりの良い場所で栽培が好ましい。

初心者にオススメの品種

スーパーファーストトマト、フルティカなど

秋園芸スケジュール

工程

1日目

【植え付け・支柱立て】
トマトの苗を、大きめのプランターや鉢に植え付ける。プランター・鉢の深さは30cmほどで幅は1株なら50cm・2株なら70cm・3株なら90cmが理想。この時、風で茎が折れないよう支柱を立てて苗を支える。

支柱たてのワンポイントアドバイス

背の高い野菜は風が吹いたら茎がポキリ・・・なんてことも。
ここまで育てた野菜がそんなことにならないように、「支柱」を立ててしっかり支えてあげましょう!
茎を支える訳ですから、支柱をグラグラしないようにしっかりと立てる必要があります。支柱を挿し込む深さは、支柱を安定させるためにも、プランター・鉢底につくまでしっかりと挿し込みましょう。

植え付けから20日目

【誘引・芽かき】
より大きな・美味しいトマトを栽培するためにも、この時期にしっかりとお世話をしましょう。
≪誘引≫
支柱に沿って真っ直ぐ生長させるように、紐などで支柱と茎を固定する。
≪芽かき≫
主枝を生長させるため、見つけたら早めに芽かきをする。この時、ハサミを使うとウイルスを伝染する恐れあるので、手で芽を取る。

誘引・芽かきのワンポイントアドバイス

≪誘引≫
誘引の際は、きつめに結ばず茎と支柱の間にすき間を作るような感覚で誘引しましょう。

≪芽かき≫
芽かきにおいて、「どの芽を取り除けば良いのか」という質問をよく見かけます。主枝と側枝に生えてくる芽が、芽かきするべきものです。

植え付けから30日目

【追肥】
週に一回液体肥料を与える。
甘いトマトを収穫したいのであれば、水のあげすぎに注意。

水やりのワンポイントアドバイス

このころになるとトマトに実がついてくるので、早く生長して欲しいという思いから、水を多く与えがちになってしまいます。
しかし、トマトは与える水の量を抑えた方が甘いトマトになりますので、水をたくさん与えたい気持ちをグッと抑えて控えめにしましょう。

\ 収穫!! / 植え付けから40日目

【収穫】
開花後30日ほどでトマトが色付く。
真っ赤に完熟させてから収穫するか、早めに収穫して室内で完熟させる。

病害虫に注意!

美味しいトマトを収穫するために、
この病害虫に要注意!

●アブラムシ
新芽や葉に群生し、汁を吸う。またウィルス病を媒介します。
≪対策≫
幼虫のうちに早めに防除しましょう。

●尻ぐされ病
カルシウム欠乏による生理障害。
果実の花落ち部分が黒く変色し、果実が大きくなるにつれて変色部がへこむ。
≪対策≫
カルシウムを多く含む肥料を施しましょう。

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