キャベツ〜生で食べても、加熱調理してもおいしい!〜

キャベツは栽培適温が5〜25℃と広く、プランターでも作りやすい野菜。ただ害虫には注意しましょう。特に蝶類の幼虫がつきやすいので、カバーをかけるなど早めの対処が必要です。

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目次

特徴

栽培適温が5〜25℃と広く、プランターでも作りやすい野菜。
害虫に注意。特に蝶類の幼虫がつきやすいので、カバーをかけるなど早めの対処が必要。

初心者にオススメの品種

あまかぜ、YR5068、さつき女王など

秋園芸スケジュール

工程

1日目

【種まき】
育苗箱に、種を7〜8cm間隔で筋まきする。
種がやっと見えなくなる程度に、薄く上から土をかける。

苗づくりの時に使うアイテムはコレ!

●育苗箱
底面が網状だと排水性が良いのでオススメ。

●培養土
初心者の方には育苗専用の培養土がオススメ。

●スコップ
土をならしたり、混ぜたりとあると便利なアイテム。

●ふるい
土を薄く上からかける時に、あると便利。

種まきから30日目

【間引き・定植】
本葉が出始めたら、1.5〜2cmの間隔が空くように間引く。
間引きは3回ぐらいにわたって行い、葉が重ならないよう間隔を空けて間引く。
本葉が2枚になったら、本葉5〜6枚の苗に仕上げる。

間引きのワンポイントアドバイス

植物にとって重要な役割を担っている『根』。
これを傷つけてしまうと、せっかく苗作りで成功した苗が枯れてしまうことも・・・。
間引きを行なう上で重要なポイントは、残す株を傷めないようにそっと抜くことです。
抜く苗の根元を指で軽く押さえて他の苗に影響がないように静かに抜きましょう。

種まきから40日目

【定植】
本葉が5〜6枚になったら定植の時期。
育苗箱で育てたキャベツの苗を、シャベルで掘り起こしプランターへ定植。このとき、根を傷つけないように株元から掘り起こすのではなく、少し株元より離れた部分から掘り起こす。

定植のワンポイントアドバイス

間引きと同じで、根は植物の命なので丁寧に定植しましょう。
また、定植前には苗に水を与えましょう。
こうすることで、根が崩れにくくなり定植しやすくなります。定植後もたっぷり水を与え、新しい場所で根を張る力を補ってあげましょう。

種まきから50日目

【追肥】
植え付けから2〜3週間後に、週に一回液体肥料を与える。

病害虫に注意!

虫たちが大好きな葉物野菜。特にキャベツはこの虫たちにご用心!

●アブラムシ
新芽や葉に群生し、汁を吸う。またウィルス病を媒介します。

●ヨトウムシ
夜行性の虫で、葉を食害します。

《対策》
カバーをかけて、虫の侵入を防ぎましょう。

\ 収穫!! / 種まきから90日目

【収穫】
てっぺんを手のひらで軽く押さえた時に、球がかたくしまっていたら収穫時。
手でキャベツを抑えて、株元に包丁を入れて切る。

収穫のワンポイントアドバイス

だんだん球体に成長したキャベツを押すと、最初はふわっとしていますが、だんだん締まって硬くなってきます。収穫のタイミングを逃さないように毎日、確認してみましょう。

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