
北国も、やっと畑が楽しい季節になりました。目下、種が芽を出す季節。
家庭菜園用の畑では、手軽な苗もいいけれど、やっぱり種から育てるのが楽しいナァと思います。
種をまいて三日目頃から二週間くらいまでがその楽しさの充実期。
あっちウロウロ、こっちフラフラ、種をまいた場所を行ったり来たり歩いては、芽が出るのを待つ毎日。
ときにはなかなか出てこなくて、心配、不安、超焦り・・・多少のハラハラもあるけれど、それもまぁ楽しみのひとつ。
そしてやっと出てきた小さな芽。
くるっと丸まって、ヨイショっと、土を押しのけ頭を出す。
あぁ、いじらしい。あぁ、エライ。
頭に種のカラの帽子をかぶっていたりすると、もう可愛いの境地。
だけどね、それだけじゃぁ、ないんです。
今年のMYブームはひそかに陶芸。
といっても、作るわけでも買い集めるわけでもなくて、その形。「うずくまる」。
人がうずくまっているように見えるという伝統の形というけど、それはまさにヨイショっと出てくる芽の形!?
芽生えの季節。楽しみはいろいろ。日本の伝統美だって、ほら、そこに。