フロントガーデンでは種から育てた一年草が沢山咲きました。種まきから半年以上育てた花が咲く春は本当に嬉しい季節です。ここはバラがメインなのでバラの邪魔をしないように淡い色でまとめました。バラが咲くまでの間は一年草をメインにしています。初めて参加した市のガーデンコンクールでは優秀賞をいただきました。

小庭は白やグリーンに淡い紫や桃色などで色を抑えたホワイトガーデンを目指しています。春は豪華に咲くクレマチスピクシー、足元を可愛く演出してくれるラグラス、個性的なユーフォルビアなど特徴はそれぞれですがグリーンでまとめました。そんな中、原種のチューリップやリムナンテスのような明るい色をさし色に春らしく明るいイメージに仕上げました。春の小庭は沢山の素敵な発見があります。

玄関の白いアーチは２０１３年に夫が作ってくれました。ここには大好きなベビーピンクにコロンとしたお花、有名な香水から付いた名前だけあって素晴らしい香りの「ナエマ」を植えると決めていました。２年目なのでお花は沢山咲いていませんが、ちらほら自由に咲く姿も可愛くて好きです。反対側からはローズピンクの小ぶりな花が可愛いアンジェラを今年植えました。来年が楽しみです。

フロントガーデンは駐車場です。西と東、そして正面に、大好きなつるバラが沢山育てられるよう格安な建築用のワイヤーメッシュでローズフェンスを作りました。西（左）と東にはコンクリートの上にレンガを積んで大きな花壇を作り、バラを植え込みました。西(左）シーザーとパレードが2年目とは思えないほど見事に咲きました。初めて育てたジキタリスはバラとの相性抜群です。正面の真っ赤なダブリンベイは道行く人に大人気です。

ＤＩＹしたベンチに「夢乙女」と「須磨」を這わせて憧れのローズベンチができました。次は座面までバラでいっぱいにしたいです。ベンチの後ろは「ピエールドゥロンサール」とコロコロ可愛いオールドローズ「ローブリッター」がベンチのミニバラを引き立ててくれます。見てくださった方達の第一声「キャー?可愛い！」が嬉しくて忘れられません。

小庭ではオールドローズ「マダムピエールオジェ」とクレマチス「ベルオブウォーキング」の優しい組み合わせが大人気でした。バラ「モンジャルダンエマメゾン」とクレマチス「ダッチェスオブエジンバラ」を這わせた大きめのアーチはリビングから眺められるようになっています。クリーム色とグリーンがかったホワイトの美しいコラボに癒されます。小庭では他にも数種のホワイト系のバラでまとめてあります。犬の花ちゃんと猫の蘭ちゃんも窓からバラを満喫中？

バラが終わるとアジサイの季節です。アジサイも大好きな花で小庭には白の「アナベル」桃色の「ピンクアナベル」薄紫の「てまりてまり」など淡い色を、フロントには「ミセスクミコ」や「レディインレッド」など赤や濃いピンクで華やかに飾ります。アジサイは色づき、少しずつ変化していきます。秋色に変わったアジサイは収穫してドライフラワーにした後にリースなどを作って楽しみます。

春に種まきをした「クレオメ」「セラトテカトリロバ」「ハイビスカストリオヌム」など大好きな優しい色の夏の花が沢山咲きました。種はお友達に譲っていただいたものばかりで、こうしてお花の輪ができることにも幸せを感じます。「アガパンサス」も涼しげに咲きました。

この２年で夏の花も増えました。夏らしく庭を飾ってくれる真っ赤な「グロリオサ」、個性的な「トケイソウ」時計のような姿が何ともユニークです。「ガウラ」はひらひら舞う蝶のような可憐な姿が可愛いですがとても丈夫な宿根草です。

小庭では秋明菊が咲き始め、夏みかんが色づき、フロントでは秋のクレマチスが色濃く咲きました。その足元はポリゴナムのピンクの絨毯が広がります。ふと見上げるとローズヒップが真っ赤に染まっています。葉や実が色づき始めると秋を感じます。

秋から冬は、種まきやバラの誘引、鉢増しや肥料を与えたりと地味な作業が続きます。そんな中、年が明けて一番最初の楽しみは６０株ほどあるクリスマスローズの開花です。苗から育てたものの他に零れ種で発芽した赤ちゃんを拾って育てたものがかなりあります。零れ種からの芽は拾ってあげないと大半が消えてしまうので見つけたらポット上げして大切に育てます。

釘１本まともに打てなかった私がいきなり作った「ベンチ付パーゴラ」。パーゴラにはブラックベリーを這わせ、足元には大好きなアジサイ「てまりてまり」を。ベンチにはワイヤーで作ったくるくるフェンスと数種のリーフで飾りました。私の一番のお気に入りのコーナーで、ブログのトップにもなっています。１年目から可愛いお花と沢山の実がついたブラックベリー。美味しいジャムも作りました。

家の雨戸隠しと、増えた多肉を置くために作った棚。元々夫が作った腰丈の棚の上に新たに棚を作って上に設置したものです。落下防止バーと屋根もつけてちょっとした天災からも守ります。雨戸が隠せたことですっきりとしてナチュラル感が出ました。

「スノコで作った扉」の奥、リビングの窓を隠すために作った「フェイクドア」は今年の力作です。小屋が欲しいけど狭くて作れない・・・ならばドアだけでも作って気分を味わいたい。そんな思いも込めて作りました。窓は１００均のフレーム４枚、他は頂きものの端材を組み合わせました。このドアをつけたことで奥行きが出ました。余った材料でポストも作ってみました。ドアの向こうには息子達が使っていた夫作のお絵かき机をリメイクしてベンチにして置きました。