
6年前、モミジ ヒメシャラ エゴの木などの雑木を植えた癒しのお庭にリフォームしたのを機に、今の形になってきました。主人が通路に煉瓦を敷いたり、板塀やパーゴラを建てたりと、少しずつ手を加えました。
植え込みは主に私担当です。宿根草を主に一年草も織り交ぜて、理想は野原のようなメドウガーデン。最近ではバラにも目覚めました。夏が厳しい気候条件のため、一年の見どころを春から初夏に見据えて頑張っています。手がかからないようにすること、頑張りすぎないのがモットー。夫婦二人三脚のお庭です♪
花いっぱいの季節
4月、お庭正面の眺めです。アジュガの紫花が立ち上がって森の小道みたいになりました。アジュガの紫とサギゴケの白が幻想的な雰囲気を醸し出してくれています。奥の小道にはムスカリの紫花が奥行きを出してくれています。
中央に枕木の段差、その先にアイアンのパーゴラと木のパーゴラを建てたことで、とても立体感ができ、実際は狭いお庭ですが広く感じられるようになりました!
私の庭は野原のような植栽になるように心がけているのですが、その代表的な存在が宿根草のエリゲロンです。とても懐かしく、可憐な姿に感じます。タイムのピンクのお花との相性も良いですね♪
大好きなラグラスも至る所に飾っています。 寄せ植えにラグラスを添えるとぐっと素敵になるんですよ♪
西側の道路沿いの花壇は 溢れんばかりに色んなものが咲いています。大好きなジキタリスやハーブ類、特にボリジやカモミールのお花は勝手に生えてきていいお仕事をしてくれます。ローズマリーやセージ類、タイム、ゼラニューム、オリーブの木などが清々しい空間を作ってくれています。
原種系のチューリップもたくさん咲いてくれました♪
カモミールもこぼれ種でところ構わず咲いています。そして踏み石をちゃんと歩いてくる猫のちいちゃん。
日陰の小道ではヒューケラが風景に馴染んで来ました^^このまま夏越ししてくれたらいいなぁ〜
バラとの競演
モッコウバラが咲き始めるといよいよ春本番。窓の周囲に沿わせたクロッカスローズが今までになく沢山咲いてくれました。アンジェラも見事に咲きました^^ 最初は10種類ほどだったバラが、今では30種類にもなりました。元々はバラ中心のお庭ではないのですが、大好きなお花たちとの競演が見どころです。
ラが次々に咲き始めています。 ジキタリスやフランス菊、アグロステンマ、オルラヤなどもいい景色を作ってくれます^^ 主人作の煉瓦の小道は、ちょっと沈むとすぐやり直してくれるので、メンテもバッチリです^^
今年初めて植えてみたリナリアはこのゆらゆら〜とした表情がなんとも愛おしい。バラとの相性も抜群です。 我が家のお庭が一番輝いている時期です♪
一季咲きのつるバラ ヴァイオレットは庭の一番奥のパーゴラで咲いているのでフォーカルポイントに。
ピエールドロンサールは今までで一番豪華に咲きそろいました。今年は玄関で ポールズヒマラヤンムスクもたくさん白いお花をつけてくれました。香りもいいんですよ♪
淡いアプリコット系のカップ咲きのバラが大好きでしたが 最近は濃ピンクやはっきりした色のバラも好きになりました。バラに添わせる植物にも気を付けて植えるようにしています。
初夏の庭
息子夫婦が帰省した折、母の日と父の日にと、以前から欲しかったガーデンパラソルとテーブルセットをプレゼントしてくれました。ここに座ってお庭を眺めるのがとっても楽しくなりました。ステキなガーデンセットをありがとう〜♪
ユーカリのポポラスがいい感じに新芽を出してくれています。主人が3月ごろからきれいに剪定をしてくれたおかげでとっても枝振りがよくなり、嬉しいかぎりです。
お庭の木の実 ジューンベリーやマスカットなども毎年楽しみです♪ アヒル君ものんびりお庭散策。
カシワバアジサイが元気に咲きました。初めは緑、それから真っ白になるアナベル。また少しグリーンがかってきました。 ドライでも楽しんで飾っています^^舞姫も色鮮やかです。
庭の変化
お洒落な小屋風の壁で作ってあった玄関脇の物置小屋。昨年はさらにお洒落な屋根材で囲ってもらいました。選んだのはオンデュリンというフランス生まれのもので、天然繊維・アスファルト系、波型で、50年以上の耐久性があるそうです。なんだか素敵な山小屋風でしょ♪ 手前にアンジェラを植えています。
玄関入口ではハニーサックルがお出迎えしてくれますよ♪
西側の通路は、主人がレンガ敷きをがんばってくれました♪ 奥行が出ていい感じです。 非常に明るくなって歩きやすくなりました^^ 孫のゆりちゃんが走っても大丈夫です^^
裏庭のウッドデッキはプライベート空間ですが、少しお洒落なスペースにしたくて、横に通販で買ったアイアンをパーツを付けてもらいました。主人にイメージを伝えて後はほとんどお任せです。
東側のお隣との境にはブルーグレーの板塀を立ててもらったら お庭にまとまり感が生まれました。
裏庭に続く壁にもクレマチスやバラを這わせるための格子 (工事現場の基礎に使うもの)をつけてもらい、なんだか可愛いスペースになりました^^
プロフィール
オルラヤさん
- 住まい
- 一戸建て
- ガーデニング歴
- およそ20年以上 現在のお庭では6年
- お気に入りの植物
- 宿根草、ハーブ、バラ
- ホームページ
- すきな ことに かこまれて
編集部より
「野原のようなお庭」がコンセプト、オルラヤさんのお庭です。野の花のように可憐な花々に囲まれた、ナチュラルな雰囲気が魅力ですね。バラの咲く季節は、さらに華やかさが加わり、それぞれの競演に目を奪われました。樹木は生き生きと葉を広げ、ご主人の協力で出来上がったパーゴラやアーチ、小道なども美しい風景を作り出しています。奥行きや立体感を十分に感じます。お花達の表情豊かな様子が、懐かしいような温かな気持ちにさせてくれるお庭・・・これからも楽しみにしています。