
ヤマボウシとエゴの木、ハナミズキなど、雑木の庭です。
冬枯れの庭から春、まるで庭が新しく生まれるようにどんどん変化していきます。
初夏の主役はバラ、その周りの宿根草や潅木が競って咲く、一年で一番忙しくて幸せな時です。
枕木の小道
アジュガでいっぱいの枕木の小道です。庭の中で一番素敵な眺めの場所。
少し曲がりくねった道はシンボルツリーのヤマボウシへと続きます。
5月、咲き始めた一年草や宿根草。庭がなお一層華やかになる季節へと変わって行きます。大好きな球根、シラーも咲きました。
パーゴラではポールズ・ヒマラヤン・ムスクが見頃を迎えています。庭の景色造りに是非とも植えてみたいこのバラ、今年の誘引はパーゴラ前にくるように意識して・・・。
ベンチの横にある昭和な雰囲気のポンプ、お水もしっかり出るんですよ。
バラの季節
「欲張りアーチ」と呼んでいる3品種のバラが絡むアーチ。一番先に咲くマダム・アルフレッド・キャリエール、続いて咲くコーネリア、ソンブレイユも後を追います。
一日に何度も通りたくなるバラのアーチ、家に入るのがつい遅くなってしまいます。
ジェネラス・ガーデナーも例年になく綺麗に咲いてくれました〜♪潔く散る以外はオススメのバラです。上を向いて咲くので目線の高さで咲くように剪定、誘引しました。
セントセシリアは、私がイングリッシュローズと出会った頃からもう十数年この場所で咲いてます。爽やかな香りとアプリピンク、カップ咲きの花形、イングリッシュローズはなんて素敵で儚げに咲くバラなんだろうと思ったものです。
そして、ヤマボウシの幹に絡まっているのは一季咲きのスペクタビリス。
バラを眺めているガーゴイル、うちの庭の番人です。ひとり何を思うのか・・・。
バラと共に咲く花たち
バラの開花に合わせて咲く宿根草たち。
クレマチスのミケリテもニュードーンと共に咲きます。
スイートチャリオット。濃い色から薄く退色していくのが好きです。ゲラニウムと一緒に咲く、この色あわせが大好きです♪♪
大好きな宿根草、ジキタリスとバーバスカム。ことにジキタリスは特別な想いのある花です。
季節の植物に囲まれて
チューリップ、クイーンオブナイト。今年はずいぶん長く楽しませてもらいました。渋赤に白、そしてブルー。この春一番気に入った色合わせです。
軸が黒っぽいサルビア ネモローサ カラドンナ。
猛暑で枯れてしまったと思われたアストランティアが綺麗に咲いてくれました。
今年のオダマキはなぜかどれも大株です。
秋に株分けしたアナベルを鉢植えにして椅子の横に置いてみました。
梅雨の季節に似合う花。グリーンから白へと変わります。
銅葉などホスタや山野草、グラス類を多く植えてあるコーナーです。夏越しが苦手な植物もここならOK。
ユーパトリウム・チョコラータはこの時期が一番葉色が綺麗な頃。
ヒューケラ・ジョージアピーチ リシマキア・ファイヤークラッカーなどの渋い色のものや・・小さなピンクの花 アメリカコマクサやセントランサスの少し明るめの花など植えています。
綺麗な色のスカビオサが咲きました〜♪♪濃いピンクに紫がかった色、初めて見る色です。どうにかして増やしたい!!秋になったら挿し木をするつもりですが、うまく夏越しするかちょっと不安。
花が少なくなる7月、実ものがあると楽しめます。色づくブラックベリー、実が柔らかくなったところから庭でブラックベリー狩り〜♪
小型ブドウのつるはオリーブの木に絡まってます。見てよし、食べてよし。壁に這わせたいと思っているうちに月日は流れ・・・今に至る。なんとかしましょう ^^;
こんなに伸びるのと思わなかったのよ・・ともう一人の自分。
プロフィール
ポットママさん
- 住まい
- 一戸建て
- ガーデニング歴
- 17年
- お気に入りの植物
- ジキタリス、ゲラニウム、クレマチスなど
- ホームページ
- バラと遊ぶ庭
編集部より
樹木とたくさんの宿根草が咲く小道、ナチュラルな眺めが広がるポットママさんのお庭です。花色の合わせ方が素敵で、グリーンとのバランスも良くて、季節を感じる風景に心が和みますね。小道を歩き、ベンチでひと休み、そんな散策気分が味わえそうです。
目の高さで咲くように剪定、誘引したというパーゴラのバラ達も見事に咲いています。これからも、お散歩したくなるようなお庭づくり、楽しみにしていますね。