<飼い主さん&愛犬紹介>

●岩手県 きみこ さん
●犬歴:約20年
●現在一緒に暮らしている愛犬:
ジャスティ(写真中央)
ニューファンドランド・8歳・メス・54キロ
ドリ(写真右)
ニューファンドランド・7歳・オス・62キロ
●職業:専業主婦
●家族構成:夫婦2人
●住居形態:一戸建て
●ホームページ:Wellcome to Idyllwild
http://www.d1.dion.ne.jp/~nyachan/
ニューファンドランドってとても珍しい犬種ですが、どんな犬なんですか?
ニューファンドランドはとても大きな犬です。オスだと60キロ〜90キロ、メスでも50キロ以上になることは珍しくありません。とても気立てがよく、フレンドリーで、落ち着いた性格の子が多いです。原産国はカナダです。作業犬として、大きな身体と怪力を生かして重い物を運んだり、溺れた人を助けたりすることもあります。物覚えが良く飲み込みが早い上に、性格も素直なので、飼い主さんがしっかりと接してあげれば扱いはそれほど難しくありません。
お父さんのお手伝いで、花を運ぶドリとジャスティ。
よくアメリカやカナダに行くそうですが、どんなことをしているのですか?
はじめて全米ニューファンドランド大会に行ったのは、今から10年前です。当時、アメリカには友人知人もいなかったし、インターネットもまだ普及していなかったので、一体どこで、どんなことが行われるのか、詳細はよくわからないままにともかくニューファンドランドを求めて出かけていきました。その後もアメリカ・カナダに出かけていますが、犬を連れて太平洋を横断したのはジャスティが1回、ドリは3回です。
<アメリカで挑戦したこと>
★ ウォーターワーク(水難救助訓練)、ウォーターテスト(水難救助テスト)合格
★ ドラフトワーク(荷車引きの訓練)、ドラフトテスト(荷車引きテスト)合格
★ ドッグショーに出場、アメリカチャンピオンのタイトル取得
★ オビディエンス(服従訓練)、訓練競技会にも数多く出場
<全米ニューファンドランド大会とは>
毎年1回行われているニューファンドランドだけを集めた大会です。この犬種は多才で、その活躍も多岐にわたっているため、大会の内容も、ドッグショーだけでなく、訓練競技会やドラフトテスト、それぞれの専門家によるワーキングドッグセミナーや健康セミナーなど盛り沢山です。
通常、一週間ほどリゾートホテルなどを貸切にして行われるので、何百頭というニューファンドランドとその飼い主さん達で、完全なニューファンワールドが出現します。エレベーターが開いたら、中にぎっしりニューファンが詰まっていたりするので、ニューファン好きにはたまりません。そのうえ、普段なかなか会えないニューファン仲間との交流ができるということで、実はこれが一番の楽しみだったりします。
全米大会と言っても、実際は世界各国からの参加がありますので、世界大会という雰囲気です。
ニューファンドランドを飼いたい人へのアドバイスをお願いします。
いきなり子犬を買ってしまうのではなく、事前にじっくりと検討してみることをおすすめします。是非、実物(特に成犬)を見て、大きさを体感してください。小さいわんちゃん達に比べると、かかる手間もお金もだいぶ違ってきます。この先、10年以上も一緒に暮らすことを考えれば、何ヶ月もかけてじっくり検討したり、遠くても実物を見に行って、実際のオーナーさんやブリーダーさんから話を聞くのは、とても大事だし、充分にその価値はあると思います。
夏は水遊びが一番の楽しみ。
冬は近所の子ども達とソリ遊び。
編集部コメント
ニューファンドランドを求めてアメリカ・カナダへ行ってしまう、きみこさんの行動力にはビックリ!きみこさんは特に海外での在住経験もなかったそうなんです。でもニューファンドランドという共通の趣味があれば、言葉も習慣も違うアメリカ・カナダの人とも友達になれちゃうんですね〜。これからも、きみこさんと愛犬の活躍を楽しみにしています!!