9月の作業:秋植え球根 こんな種類があるのです

秋に植える球根といえばチューリップが代表的ですが、他の球根の形って見たことがありますか?チューリップのように「タマネギ形」をしたもの以外にもこんなにいろいろな形があるのです。

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目次

鱗茎(りんけい)

チューリップの球根を半分に切ってみると、まさにタマネギのようになっています。中心部に茎や葉、花になる部分があり、それを包み込むように鱗片が重なりあっています。この形状のものは他にヒヤシンス、スイセン、アマリリス、ユリなどがあります。

球茎(きゅうけい)

鱗茎と同じように、外側は茶色の皮に覆われていますが、半分に切ってみると、中は層に分かれていません。茎が大きくなったものが球根になっています。たとえていうなら、サツマイモの断面のよう…?このタイプにはクロッカス、グラジオラス、フリージアなどがあります。

塊茎(かいけい)

短くなった茎が塊になっている球根。球茎とはちがって、外側は皮に覆われていません。このタイプには自然に分球するアネモネ、切断して分球させるカラー、カラジウム、グロリオサなどがあります。

塊根(かいこん)

根が肥大して栄養をためているタイプの球根。上部に芽になる基がついています。分球させるときは、1球ずつこの芽をつけて切り分けるようにします。このタイプの球根にはダリア、ラナンキュラスなどがあります。

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