3月の作業:オリジナルの土をつくろう!

植物にとって住み心地のよい土を作りましょう。オリジナルブレンドの土なら、水はけ・保水性・保肥性・通気性も思いのままに作ることができます。

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目次

基本用土・改良用土の特徴

1

土は、基本用土(赤玉土・黒土・田土・鹿沼土)6に対して、改良用土(腐葉土・ピートモス・バーミキュライト・パーライト・バーク堆肥)4の割合で配合するのが一般的です。土の特徴と植物に適した条件を考えて、どの土を使って配合するのかを決めます。植物は弱酸性の土を好むものが多いので、土の酸度調整もおこないましょう。

2 基本用土

【赤玉土】
粒状の土で、保水性・保肥性・通気性に富んでいます。

【黒土】
やわらかな土で、保水性・保肥性に富んでいますが、通気性と水はけは劣ります。

【田土】
粘土質で、保水性・保肥性に富んでいますが、通気性に劣ります。

【鹿沼土】
粒状の土で、通気性・保水性に富んでいます。酸性度が強いので、酸性の土を好むツツジ類に向いています。

3 改良用土

【腐葉土】
落ち葉が腐熟したもので、栄養分があります。通気性・保水性・保肥性を高めます。

【ピートモス】
堆積した水苔などが腐熟したものです。水はけ・通気性を高めます。酸性が強いのでブルーベリーなどに向きます。酸度調整済みの商品もあるので、購入の際は確認しましょう。

【バーミキュライト】
無菌で軽く、保水性・保肥性を高めます。

【パーライト】
無菌で軽く、通気性・水はけを高めます。

【バーク堆肥】
樹皮を発酵させたものです。繊維質で、水はけ・通気性を高めます。

4

土の酸度調整…配合する土によって、酸度の調整が必要な場合があります。

〇酸性が強い土には、苦土石灰や、有機石灰を加えます。
〇アルカリ性が強い土には、過リンサン石灰や、硫安を加えます。

5

土を配合するときは、まんべんなく混ぜましょう。配合後は、1〜2週間置くと土同士がよくなじんで、さらによい土になります。

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