Point 1
お花をたくさん寄せ植えしたい場合は、側面にも植えられるバスケットタイプのコンテナを選びましょう。
●日当たり、風当たりが非常に良い場所では、バスケットタイプより保水性の高いハンギングポットがおすすめです。
ハンギングポットは、側面に植物を植えられないので、下に垂れる性質の草花を植えるとよいでしょう。
●ハンギングバスケットは乾きやすいので、こまめに水やりしましょう。
花ではなく、根全体に水が行きわたるように水やりすることが大切です。
また、土の表面を水苔やバークチップで覆い、乾燥しにくい環境を作りましょう。
寄せ植えの作り方
1.ヤシの繊維マットに切り込みを入れます。
2.バスケットの中に鉢底の土を約2センチ、その上に肥料を混ぜ込んだ培養土を切り込み部分まで入れます。
3.苗の入っていた黒いポリポットをハサミなどで切り開いておきます。
4.ポリポットを苗に巻き付けます。
5.ヤシ繊維の切り込み部分に苗を差し込みます。
6.巻き付けていたポリポットを外し、培養土をつぎ足します。
7.バスケット上部にも苗を寄せ植えし、すき間を培養土で埋めます。
8.たっぷり水を与えて完成です。
レイアウト例
■花期が長く育てやすいパンジーとアイビーの組み合わせ。
■その他ハンギングにおすすめの植物。(「みんなで作る植物図鑑」コーナーより)
・乾燥に強い
ゼラニウム、ニチニチソウ、ポーチュラカ
・丈夫で育てやすい
ペチュニア、アイビーゼラニウム、プリムラ、バコパ
■クギが打てない場所ではハンギング用のスタンドを使うと便利。
Point 2
●植物の形や色に合わせて、ハンギング用コンテナを選びましょう。最終的なハンギングのイメージをスケッチしてからコンテナを選ぶとよいでしょう。
レイアウト例1
黄色や紫など濃い目の色を組み合わせる時は、白色のスイートアリッサムや白の斑が美しいフィカス・プミラなど、白色の植物をベースにコーディネートするとまとまります。
■側面にも植物を植えて、全体にボリュームを出します。
丸いフォルムが、優しいイメージを与えます。
レイアウト例2
■同じお花でも同系色でいくつか寄せ植えするとおしゃれになります。
(写真はプリムラ。)
レイアウト例3
■壁掛けのポットを使うのもハンギングの1つ。
カラーの違う花を規則正しく並べて楽しい雰囲気に。