オイルヒーターの電気代は高いの?効率的な使い方で寒い冬もポカポカ!

オイルヒーターは暖房器具の中で安全性やメンテナンスの面で優れています。臭いが気になる方や、特に赤ちゃんや子どものやけどが心配な方におすすめです。しかし、やはり気になるのが電気代ですよね。そこで、今回はオイルヒーターの電気代を中心に効率的な使い方などをご紹介します。オイルヒーターは様々なメーカーから発売されているので、購入に迷っている方はアイリスオーヤマのオイルヒーターのおすすめポイントも参考にしてみてはいかがでしょうか。

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目次

みなさんは寒い時期、暖房器具は何を使っていますか?ヒーターやストーブ、エアコンを使う方が多いと思いますが、その中でもオイルヒーターは安全性やメンテナンスの面で優れています。

しかし、やはり気になるのが電気代ですよね。そこで、今回はオイルヒーターの電気代を中心に効率的な使い方などをご紹介します。

1.オイルヒーターとは

オイルヒーターは電気を使い、本体にあるオイルを暖めます。密閉したオイルを暖めることでパネルが暖まり、そのパネルから放熱することで、お部屋全体を暖める仕組みになっています。

放熱で暖めているので、エアコンや電気ファンヒーターのように瞬間的に暖めることはできませんが、じっくりと部屋を暖めていくのにはピッタリの暖房器具です。

2.オイルヒーターを使用するメリット・デメリット

オイルヒーターは、乾燥しがちな冬の季節にピッタリの暖房器具です。特に、赤ちゃんや年配の方がいるご家庭には重宝します。
そういったメリットやその反面のデメリットについてもいくつかご紹介していきたいと思います。 

○メリット

安全性が高い

オイルヒーターは、石油ファンヒーターや電気ストーブに比べると安全性が高いことが特徴です。
チャイルドロックのついている商品もあるので、子供が誤って操作することを防ぎます。赤ちゃんや子供のいるご家庭では、本体に手を触れてやけどをしないか心配ですよね。

他の暖房器具に比べ、オイルヒーターの表面温度は約60度と1〜2秒触るだけであれば、大やけどにつながる可能性は低くなります。また、子供が走り回って、仮にオイルヒーターを倒してしまったとしても安全装置がついているので、火災になることを防ぎます。

空気を汚さない

暖房器具を使うと気になるのはお部屋の乾燥です。エアコンや電気ファンヒーターは風を出すことで部屋を暖めるので乾燥しやすく喉を痛めたり、咳が出やすくなったりしますよね。他にもスイッチを付けると、最初の風は独特な臭いがすることもあるので使い始めは気になります。

しかし、オイルヒーターの場合は、パネルから放熱させることでお部屋全体を暖めることから、風を出すことがなく臭いもありません。空気を汚さないので、赤ちゃんや年配のいるご家庭でも安心して使えます。

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運転音が静か

オイルヒーターの運転はとても静かで、音を気にすることはほとんどありません。赤ちゃんのいるご家庭で重宝するのはもちろんのこと、就寝時に付けていても音が気になって眠れないということは少なくおすすめです。もし、音が気になってしまうという場合は、故障の可能性が考えられます。
 

メンテナンスに手間がかからない

オイルヒーターは、メンテナンスにほとんど手間がかりません。お手入れ方法は、乾いた布で表面のホコリを軽く拭き取るだけで完了です。

水拭きすることもなく、気になる部分を軽く拭くだけなので手入れも楽ちん。お手入れする頻度は、ホコリが目立つと感じるときや使い始める前にサッと拭くだけです。
※汚れが落ちにくいときは、薄めた台所用中性洗剤を含ませた布で拭いた後、洗剤分が残らないように、よく絞った布などで水拭きしてください。

オイルヒーターの寿命は、使用する環境で変わってきます。メーカーによっては点検サービスをしているところがあるので、初めて使うときに不具合を感じたら、使用を中止しメーカーに問い合わせましょう。

小型タイプは使い勝手が良い

オイルヒーターは部屋の広さによって豊富に種類が展開されています。中でも重宝するのは小型タイプです。勉強やキッチン、脱衣所やトイレなど使用用途が広く「少し寒いけど暖房を付けるのは抵抗がある」「そもそも暖房の風が届かない」といった場合に重宝します。

特に、年配の方がいるご家庭ではリビングからトイレや脱衣所に移動した際、温度差によるヒートショックを起こす心配もあります。そんなとき、小型のオイルヒーターがあれば、事前にトイレや脱衣所を暖めておくことでヒートショックを起こす可能性を低くできるでしょう。

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○デメリット

電気代が高い

オイルヒーターのデメリットとして上げられるのは、電気代が他の暖房器具に比べるとやや高いことです。機種によって異なりますが8〜10畳タイプの場合、1時間あたり1200wで最大約32円かかります。

しかし、これは「強」にした場合の電気代です。「弱」にすると1時間あたり約14円と、かなり電気代を抑えられます。使う時間帯によって、モードを使い分ければ電気代が一気に上がるということも避けられますよ。
 
※公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会で提示されている計算を参考に表記しています。

部屋が暖まるのに時間がかかる

エアコンや電気ファンヒーターはスイッチを入れると比較的早く部屋が暖まるので、外出時から帰ってきたときは重宝します。

しかし、オイルヒーターは、部屋全体が暖まるまで約30分〜1時間と時間がかかるのでエアコンなどに比べると不便と感じるかもしれません。ですが、オイルヒーターの中にはタイマー機能付きのものもあるので、事前にセットしておけば帰宅時に寒いということがなくなります。

換気することで効果が薄まる

室内をずっと閉めっぱなしにしていると空気の循環が悪くなるので、定期的に空気の入れ替えが必要です。
しかし、1度換気をすると再び部屋が暖まるまでには時間がかかります。換気することで効果が薄まってしまうので、多少使い勝手が悪いと感じることもあるでしょう。

自治体によってはそのまま廃棄できない場合も

粗大ごみとして回収されるオイルヒーターですが、自治体によっては、自分達で中のオイルを処分してから粗大ごみとして出さなければいけない場合があります。オイルヒーターを購入する前に、各自治体に確認しておきましょう。

メーカーによっては自社製品のオイルヒーターを回収しているケースもあるので購入前に調べておくことをおすすめします。

3.オイルヒーターの効率的な使い方

オイルヒーターは電気代が高くなってしまうデメリットはありますが、使い方次第では効率的にお部屋を暖めることができます。今回は5つのポイントをご紹介します。それぞれのポイントを理解し、電気代を安く抑えて、効率よく暖めましょう!

Point1  冷気の入り口にオイルヒーターを置く

オイルヒーターを置く場所はどこでもいいという訳ではありません。電気代を抑えながら効率的に部屋を暖めるなら、窓際や入り口など冷気が入り込みやすい場所に置くことが大切です。

例えば、部屋の真ん中辺りにオイルヒーターを置くと冷気の入り口である窓際部分が冷えたままとなり、いつまで経っても部屋全体が暖まりません。そのため、冷気の入り口にオイルヒーターを置くことで、冷気をシャットアウトし、効率的に部屋を暖めることができます。

Point2 タイマーを上手に利用

オイルヒーターを使うとしばらくは暖かい状態が続くため、タイマーを上手に利用することで電気代を抑えることができます。

例えば、就寝時にタイマーをセットし、起床時間の1〜2時間前に切れるようにしておけば起床時も暖かい状態で起きることができます。外出時は1〜2時間前にスイッチをオフにしておいても暖かさを持続したままになるので、その分電気代が抑えられます。

Point3 断熱シートや断熱カーテンの利用

より効果的に部屋を暖めたい場合は、窓に断熱シートや断熱カーテンを取り付けるのもおすすめです。冷気をシャットアウトし、オイルヒーターで部屋を暖めればしばらくの間、熱を逃さず暖かさをキープできますよ。

Point4 設定温度を低くする

オイルヒーターは設定温度をエアコンの利用時よりも低く設定することがポイントです。
その理由は、オイルヒーターは壁や床などの部屋全体を暖めているからです。エアコンは空気だけが暖まっている状態で、設定温度を高くしなければ体感では寒いと感じます。

しかし、オイルヒーターは部屋全体を暖めているので、設定温度を低くしても体感温度は高く感じるのです。オイルヒーターを利用する際は、リビングは20℃、寝室は16℃ぐらいがおすすめです。もちろん、個人差はあるので少しずつ調整して、自分がいいと思える温度設定にしましょう。

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Point5 エコ運転モードや自動運転搭載のオイルヒーターを購入

オイルヒーターの中には、エコ運転モードや自動運転を搭載している商品があります。自動で温度を検知し、調整してくれるのでこまめな温度設定が不要です。価格はやや高くなりますが、長期的に利用することを考えれば検討するのはおすすめです。

4.アイリスオーヤマのオイルヒーターのおすすめポイント

オイルヒーターは様々なメーカーから発売されていますが、アイリスオーヤマのオイルヒーターは独自の形状のフィンで便利な機能が搭載されています。
では、おすすめポイントについて見ていきましょう。

Point1 独自形状のウェーブフィンでムラなく、暖かい

フィンをウェーブ状にすることで、直線状の放熱フィンと比較して表面積を約10%拡張しました!
独自形状のウェーブフィンと10枚のフィンでオイルヒーターから離れていても、部屋中ムラなく暖かい環境で過ごすことができます。
見た目も美しいウェーブフィンがお部屋をやさしく暖めてくれます。

Point2 簡単温度設定で、エコに暖かい

@細かく調整!温度設定可能
温度設定は10〜28℃の範囲で設定でき、希望の温度をキープします。

Aエコモードで上手に温度を保つ
エコモードでは消費電力を抑えながら温度設定に合わせて適切な出力調整を行い、過度な温度の上下動を抑えます。
※通常モードに比べて、部屋が暖まるのに時間がかかる場合があります。

さらにタイマーやチャイルドロック付き機能も搭載されています。

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まとめ

オイルヒーターは、電気代が高いという部分ばかり注目されますが、上手に利用すれば安全性の高い暖房器具です。暖まるまで時間がかかることも、タイマーを利用することで不便に感じることは少なくなります。やけどや火事の起こる可能性が低いことを考えると、赤ちゃんや年配の方が住んでいるご家庭では特に重宝するでしょう。この冬、暖房器具を何にするか悩んでいる方は、オイルヒーターを一度検討してはいかがでしょうか。

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