第2回 チャウチャウがいる素敵な音楽教室にようこそ

チャウチャウは、外見はのほほーんとした感じがしますが、実はとてもデリケート。知らない人にはなつきにくいです。その反面、家族の者に対してはとても穏やかで甘えんぼで、癒し系のわんこだと思います。

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目次

飼い主さん&愛犬紹介

●埼玉県 yuiさん
●犬歴:20年
●犬種:チャウチャウ
マリン(女の子、4歳)
アンナ(女の子、1歳)
●ご職業:ピアノとフルートの先生(自宅の音楽教室にて)
●家族構成:夫婦2人
●住居形態:一戸建て
●ホームページ:あんずの窓
http://www.geocities.co.jp/AnimalPark-Tama/5007/

今回は、チャウチャウと暮らしながら自宅で音楽教室を開いている、yuiさんの登場です!yuiさんは現在一緒に暮らしている愛犬の他にも、すでに他界した4頭のチャウチャウと共に暮らした経験をお持ちです。そんなチャウチャウ一筋のyuiさんに、チャウチャウの魅力について聞いてみました!

犬がいる音楽教室ということで、良かったことはありますか?

レッスン室に飾ってあるマリンとアンナの写真などを見て、生徒さん同士の話がはずみ、時間がある時は一緒に遊んでもらったりしています。年に何回かの自宅でのミニコンサートの際にはマリンとアンナが一緒に聴いているので皆さんの緊張もほぐれます。

・(左)前列右、アンナちゃんに寄り添っているのがyuiさんのご主人
・(右)前列左、マリンちゃんに寄り添っているのがyuiさん

同じ犬種を飼っている方と一緒におでかけする機会(オフ会)が多いそうですね。今までどんなところにおでかけしたのですか?

大きなドッグショーにチャウチャウの応援に行ったり、珍しいチャウグッズをお買い物したり、軽井沢のドッグカフェに集まったり、ペンションに泊まったり、ドッグランを貸し切りにしていただいて、チャウチャウパーティーしたり…などです。それから、個人のお宅で集まったりしています。
一緒におでかけする頻度はだいたい1〜2ヶ月に1度でしょうか。ただし、夏はチャウチャウには熱中症の危険が非常に高いのでおでかけもできないし、他のチャウチャウの飼い主さんを家にお誘いもできませんから、つまらないです(苦笑)。

(オフ会では、こんなにたくさんのチャウチャウが勢ぞろい!)

老犬介護の経験があるそうですが、どんなことが大変でしたか?

あんず(享年13歳)はすっかり寝たきりになってしまってたので、床擦れ防止のためにエアーベットに寝かせ、毎日台車に乗せてお散歩したり、日に何度もマッサージしてあげました。排尿でコートが濡れるのでその度によく拭いてドライヤーで乾かしたり、便が出にくい時にはそのお手伝いもしていました。

(在りし日のあんずちゃん)

りんご(享年13歳)は最後まで少し動けましたが、呼吸がとても苦しかったので、獣医師の勧めで自宅に酸素ボンベを届けてもらって、酸素吸入をしていました。
犬は言葉がわからないので、どこが痛いのか苦しいのかわかってあげられないこと、そして出かけられなくなる事が辛かったです。体が大きいので場所の移動や寝返りをうたせる時も大変でしたが、晩年の彼女達と過ごした時間は私達家族にとって最高の宝物です。

(左から、りんごちゃん、あんずちゃん、マリンちゃん)

これからチャウチャウを飼いたいと思っている人へのアドバイスをお願いします。

決して飼い易いとは言えない独特の犬種なので、単に「可愛いから・珍しいから・目立つから…」などの理由で選ばない方が良いでしょう。まずは性格や飼育法をよく研究して、信頼のおけるブリーダーさんから入手されることをお奨めいたします。実際に飼われている人から色々教えていただくのが良いかと思いますが、チャウチャウは特に蒸し暑さには弱く、梅雨からは要注意ですし、外飼いやスポーツのパートナーには不向きだと思います。
2005年に生まれたチャウチャウの登録数(JKC)は、日本全国で50〜60頭だそうです。チャウチャウを愛する私達が大切に守って行かなくてはならないと思っています。

オフ会などで他の飼い主さんとの交流を楽しんでいるyuiさんですが、「夏は熱中症の危険が高いのでおでかけできない…」というお話にびっくり!いかにチャウチャウの健康を気遣っているかが感じられますね。素敵なお話をありがとうございました!

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