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犬の妊娠(ブリーディングその2)

愛犬が妊娠したら、どうしたらいいのでしょうか?
妊娠時に気を付けたいこと、出産の準備に行うことついてご紹介します。

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目次

1.妊娠期間と兆候

<妊娠期間>
交配した日を0日として、63日間とされています。ただしその前後3日間は正常の分娩範囲です。

<妊娠の徴候>
食欲が増し、また妊娠初期では人と同じように“つわり”のような症状が出る場合もあります。お腹が膨らんでくるのは30日以上経過してからです。

※犬では偽妊娠がよくあり、実際に食欲が増して体重も増加し、乳腺もはってきて、お乳が出ることもあります。

2.妊娠の診断

診断方法はレントゲンと超音波検査の2つがあります。

≪レントゲン診断≫
胎児の数を知る上では非常に正確です。また、母体と胎児の大きさの関係もわかりやすいので胎児 の育ちすぎ等が判定しやすいです。欠点としては妊娠45日以前にレントゲン撮影しても判定ができないこと、また30日以前にレントゲン撮影を行った場合、奇形児や流産、死産等の可能性も示唆されています。

≪超音波検査≫
胎児のリアルタイムの動きがそのまま把握できます。心臓の動きから心拍数も計測することができます。また、レントゲンに比べると早期に妊娠の判定が可能で、約30日で妊娠の判定ができます(体型によっては20日程で判定できる場合もあります)。早期に超音波診断をしても、胎児への影響はほとんど認められないようです。欠点としては胎児の数が正確につかめません。

このような特徴から、以下の方法をお勧めします。
(1)交配して約30日で超音波検査をする。
(2)妊娠確認後、出産予定日の3~5日前にレントゲン検査で胎児の大きさと数を確認する。

3.カロリーの摂り過ぎに注意!

妊娠30日での胎児の大きさは2~3cm。妊娠前半の30日間はそれほど栄養をつける必要はありません。後半の30日間でいっきに胎児は成長します。
このころから親犬に妊娠・子犬用フードを与えます。ただし、与えすぎは禁物。カロリーを摂取しすぎて肥満になると、出産時に帝王切開の手術を受けなくてはなりません。今までと同じ量でフードの種類を妊娠犬用に替える程度でも栄養的には十分と言えます。
(最近は、妊娠中には成犬用フードのままでよいと指示する獣医師もいます。その場合は出産後に妊娠・子犬用フードへ変更します)

4.出産の準備

<出産の兆候>
レントゲンで胎児の数を確認した頃(出産予定日の3~5日前)から朝晩に体温を測ります。測り方は人用の体温計にラップ等を巻き付け、肛門に3cmほどいれて計測します。犬の正常直腸温度は38度台です。出産間近になるとこの体温が下がってきます。37度以下になったらいよいよ出産です。通常37度以下になってから12~24時間以内で分娩開始することが多く、遅くとも48時間以内には分娩が始まります。

行動の変化としては食事を取らなくなる、排尿の回数が増加する、散歩に行きたがらない、そわそわして落ち着かない等があげられますが、必ずこのような行動をとるとは限りません。

<分娩場所の準備>
出産の数日前から分娩場所を作ります。普段からハウスがあればそれで十分でしょうし、ダンボール等で囲いを作る程度でも十分です。飼主の心境として生まれた子どもを眺めたい気持ちは分かりますが、人目を避けられるような構造にしたほうが犬も落ち着きます。 内部は暗くします(基本的には、保温装置は必要ありません)。

分娩の時間について、以前は夜が多いとされていましたが、室内犬等ではあまり時間に関係無く出産するようです。

最後に…
今回は犬の妊娠についてご紹介しました。どんなに準備しても命の危険にさらされたり、予期せぬ出来事があるかもしれません。できるだけしっかり愛犬のフォローしてあげて安心して主産できる環境づくりを整えましょう。

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