比較的手入れのしやすい犬の特徴
・毛玉の出来やすさ
・オオカミから遠い品種(オオカミに近い品種:チャウチャウ・柴犬・秋田犬など)
・特別なケア(シワ拭き、狼爪の爪切り、涙やけ対策等)が必要か
専門家のコメント
普段飼い主が行う犬の手入れには、「被毛をきれいに保つ」、「爪を切る」、「歯を磨く」、「耳掃除をする」、「肛門腺を絞る」などが挙げられます。金銭的に余裕があり、トリマーや獣医師に定期的に管理を頼むことができるのであれば、トリミングが必要となる犬種でも飼い主の負担は少なくて済みます。
一方、自らがこれらの管理を行うのであれば、被毛は短い方が管理はしやすいですが、短毛の犬種は抜け毛が見られることが多いので、その点はあらかじめ容認しておくべきポイントです。
また、「爪を切る」、「歯を磨く」、「耳掃除をする」、「肛門腺を絞る」などは、専門家に頼むにせよ自分で行うにせよ、子犬の頃から練習を行わなければ、犬にとってストレスとなり、円滑に行うことができなくなるため、飼い主が子犬の頃から練習しておく必要があります。
また、皮膚の病気を発症しやすい犬種や、顔のしわの手入れなどの特別な管理を必要とする犬種は、手入れが難しくなりやすい傾向があります。
おすすめの犬種
(こちらに掲載している犬種は当サイトアクセス上位30の中から犬の特徴を考慮し選定しています。掲載の無い同類の犬種もぜひ参考にしてみてください)
- 教えてくれた先生
- 鹿野 正顕(かの まさあき)さん
株式会社 Animal Life Solutions代表取締役 / スタディ・ドッグ・スクール 代表 - 麻布大学介在動物学研究室(旧動物人間関係学研究室)にて、人と犬の関係、特に犬の問題行動やトレーニングの研究を行い、人と犬の関係学の分野で日本初の博士号を取得。
麻布大学卒業後、人と動物の関係に関する専門家の育成・普及を目指し、株式会社Animal Life Solutionsを設立し、飼い主教育を目的としたしつけ方教室「スタディ・ドッグ・スクール」の企画・運営を行いながら、トレーナーとしても指導にも携わっている。 - 2009年には世界的なドッグトレーナーの資格であるCPDT-KAを取得。
麻布大学 スタディ・ドッグ・スクール 代表
株式会社 Animal Life Solutions (ALS)代表取締役社長
日本ペットドッグトレーナーズ協会(JAPDT)
事業企画委員長
CPDT-KA(Certified Professional Dog Trainer - Knowledge Assessed)