原因
尿管の閉塞により、膀胱へ向かう尿が腎臓内に留まり続けることにより発症する。
通常は片方にのみ起こり、両側同時に起こることは少ない。
尿管閉塞の原因としては腫瘍、尿管結石、外傷、手術などの後遺症、または手術の失敗に起因する。
症状
無症状の場合も多い。
・多渇、多尿
・血尿
・食欲低下
・腹部痛
診断
触診にて可能な場合が多い。
・レントゲン
・エコー等の画像診断
治療
外科的に閉塞を取り除く。
水腎が巨大で他の臓器を圧迫する場合は腎摘出。
腎不全があればその治療に準ずる。
予後
尿管閉塞後、2週〜6週の間に水腎症を発症するのでその前に閉塞を解除する。