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マルチーズの歴史・特徴・性格・しつけ

ここでは、マルチーズを飼うために知っておきたい、ビーグルの歴史から体の特徴など基本的な知識をご紹介します。

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目次

1.マルチーズの歴史・特徴

マルチーズは純白の被毛が美しい小型愛玩犬として、古くから親しまれてきました。

マルチーズの歴史

Maltese

マルチーズは愛玩犬としての歴史が非常に古く紀元前1500年頃、海上交易が盛んだった当時のフェニキア人がコンパニオンドッグとして船に乗せていたものが地中海のマルタ島に伝えられ、祖先になったと言われています。 古い記録ではイソップ物語にも登場し、病人の枕元に置けば癒しの力で病気を治すと信じられていた時代もあります。 15世紀には貴族の抱き犬としてブームを巻き起こし、美しい外観と明るく聡明なキャラクターは今も世界中の人々を虜にし続けています。

日本におけるマルチーズは小型愛玩犬として不動の人気を誇ります。JKCの調査によりますと昭和43年から昭和59年までの16年間、登録数が1位であったという記録もあります。昭和40年代当時、犬は外につないで飼うのが当たり前でしたが、マルチーズの登場によって室内飼いという新たな飼育スタイルが確立されていきました。

その後、バブル好景気による大型犬ブームが起こり、マルチーズはトップの座を明け渡しましたが、大きくランクを下げることもなく、現在もトップテンの常連となっています。

マルチーズの特徴

牡牝の区別なく3.2kg以下で、2.5kgを理想としています。 真横から見るとスクエアな体型で、身軽で軽快なフットワークを見せます。 背中のラインはまっすぐで、歩行中は上下にぶれないことが良いとされています。

被毛は純白が理想ですが、ごく淡いタン、レモンと呼ばれる淡い色が耳や背中に出る個体もいます。許容はされていますが、ショーでの評価は厳しくなります。

成犬の被毛は癖のないストレートなシングルコートで綿毛のようなアンダーコートは生えません。そのため、暑さ寒さへの配慮が必要です。 季節による換毛がないので室内飼育に向いています。 毛は人間の頭髪のように伸び続けるので、定期的なトリミングは必要になります。

マルチーズのライフサイクル

被毛タイプは3種類

◇子犬時代: 生後56日(平成28年8月31日までは45日、それ以降は法に定める日までの間は49日)を経過しない犬及び猫の販売並びに販売のための展示・引渡しは禁止されています。 新たに子犬を迎える場合は、繁殖者がこのような決まりを順守していることが前提です。信頼できるブリーダー探しは、マルチーズを飼っている人たちに尋ねて情報を集めましょう。実際にショー会場やドッグランへ行ってみたり、ネットで愛好家のコミュニティなど調べてみることをお勧めします。 マルチーズは室内飼育が前提ですから、室内用の飼育用品一式が必要になります。

子犬は体温調節機能が未熟なので、ケージは温度管理がしやすく直射日光が当たらない部屋に設置します。 静かすぎる場所は音に対して過敏になるので、ある程度の生活音があっても構いません。小さい音でラジオや音楽を流しておいても良いでしょう。 迎えて数日は親兄弟を恋しがって夜鳴きをすることがありますので安心させるために親兄弟の匂いがついたタオルや敷物を分けてもらいましょう。 運動は室内での自由運動で充分ですが、色んな物に慣れさせるため外の様子も見せてあげましょう。ワクチンの抗体が定着するまでは感染予防のため、知らない犬との接触は避け、地面に降ろさずに抱っこしたままか、カートを利用しましょう。 エンジンを切っている自家用車に乗せて、しばらくの間車の中で過ごし、折を見てエンジンをかけてみるなど車にも慣れさせておくと、お出かけの時に便利です。

1AKC Maltese Dog Show 2011

◇成犬期: 短かった被毛も伸びて美しい外観となる時期です。 せっかくですから、一度はフルコートの姿を楽しんでいただきたいものです。ペットカットにする際も一気に短く刈り上げたりせず、マルチーズらしさは残してあげましょう。

トリマーさんに依頼すれば、愛犬にぴったりのスタイルに仕上げてもらえます。繁殖を考えないのであれば、コンディションの良い時期を見計らって不妊手術を受けましょう。

Are you sure I couldn't have just one teensy bite of your dinner?

◇高齢期: 10歳を迎える頃から活動もゆったりしたものになり、次第に眠っている時間が長くなってきます。眠ってばかりでは気力も低下しますので、老化防止のため精神的な刺激も必要です。一緒に小旅行へ出かけたり、散歩のコースを変えるなども有効です。

15歳頃になると今まで越えることができた段差で立ち往生したり、家具にぶつかるなどの異変が見られるようになります。単なる体力の低下もあれば、白内障や関節に何らかのトラブルが起こっている可能性もあります。おかしいと思ったら、早めに獣医さんに診てもらいましょう。 運動量が減るために爪もよく伸びます。敷物などに引っ掛けて怪我をしないよう、こまめに手入れをしてあげてください。

外見

成犬になっても子犬のような可愛い顔立ちで、目はアーモンド型が理想ですがペットタイプでは丸い目が多く見られます。 鼻、アイライン、唇、パッドは黒で高齢になると若干退色が見られます。

2.マルチーズのお手入れ・運動

マルチーズのお手入れ

被毛は細くデリケートなので、運動でもつれてしまい、ほぐすのが大変になります。1日1回は必ずブラシで毛並みを整えてあげましょう。毛玉ができたまま入浴させると固く絡んでしまってハサミを入れるようなことになってしまいます。フルコートを目指す場合はラッピングも覚えましょう。

マルチーズでよく見かけるのが涙やけです。 涙の成分はほとんどが水分ですが、微量なリン酸塩と蛋白質が含まれています。これが空気に触れて酸化すると変色が起こります。まずは被毛が目に入らないよう、トリミングやラッピングなどで対応してください。 専用のローションやウエットティッシュも市販されていますので試してみるのも良いでしょう。

手入れをしているのに改善されない場合はフードをプレミアム系の良質なものに替えてみることをおすすめします。ブリーダーさんや兄弟犬のオーナーとコンタクトが取れるなら、どんな食餌を与えているか情報交換をしてみると良いですね。

お手入れ、フードでも改善されない場合は、鼻涙管と呼ばれる目と鼻の奥をつないでいる管が狭く、鼻腔へ流れ落ちるはずの涙の通りが悪くなって目頭から溢れる涙の量が増え、変色が起きていることも考えられます。鼻涙管閉塞(びるいかんへいそく)

他、逆さまつげや瞼が内反してしまう眼瞼内反症でも多量の涙が出ます。いずれも簡単な検査で調べることが出来ますので、気になる場合は獣医さんに相談してください。

運動

小型なので運動量はそれほど必要とせず、室内の自由運動や30分程度の散歩が適当です。室内で遊ばせる場合はフローリングで滑ると足を痛めますので、敷物を敷くなどの工夫が必要です。

3.マルチーズのしつけ・健康

マルチーズのしつけ

マルチーズは物分りが良く、破壊活動も少ない犬種です。 それでも幼い頃は色んなものに興味を持ちますので、危険なものは全て高い場所に片付けるようにしてください。

叱るより褒めるが有効です。 おもちゃやおやつを使ってまずはお座りなど簡単な服従訓練から始めましょう。 トイレトレーニングは失敗を見つけて騒いだりせず静かに片付けてください。 飼い主が排泄に関して騒ぐと排泄行為は悪いことだと思うようになり、目につかない場所を選んで排泄するようになってしまいます。 古いしつけ方法では鼻を粗相の場所に押し付けたり、丸めた新聞紙で床を叩くなどという方法もありましたが、これは全くの逆効果になります。

◇分離不安:
飼い主への依存度が高い犬は留守番が苦手で、長時間家を空けられたりすると不安から吠え続ける、破壊活動を行う、パニックになるなどの問題行動を起こすことがあります。 眠っていても飼い主が動くとすかさず飛び起き、トイレや浴室の中までついてくるようなストーカー状態は、かなり依存度が高いと考えられます。 可愛いので常にそばに置いておきたい気持ちを抑え、休息時はケージやクレートの中など静かな場所で過ごさせるよう習慣付けましょう。 いきなりでは犬も混乱しますので、新しいおもちゃを与えたことを切っ掛けにクレートで遊ばせながら、少しずつ距離を置く練習をしてみましょう。

お出かけや帰宅時に飼い主自身が騒がないよう心がけましょう。 派手なセレモニーを習慣付けてしまうと、過剰なストレスを犬に与えてしまいます。出かける時も帰宅した時も静かに淡々と行動してください。

雷や地震、工事や車のクラクションなどの大きな音に驚くこともあると思いますが、その都度抱き上げて恐かったねーと話しかけたり、大げさに驚かないようにしましょう。 雷が苦手という人も多いかと思いますが、できるだけ平常心でいてください。 大きな物音を恐怖の対象にしてしまうと、飼い主がいないときの不安が増大してしまい、さらに強いストレスを与えることになってしまいます。 不安な様子を見せる犬には犬同士のボディランゲージ、カーミングシグナルも有効で、思い切りあくびをしてみせると犬もリラックスします。

マルチーズの健康

1Maltese

マルチーズは好発するような遺伝性疾患もなく、健康で長生きします。 普段の健康管理は定期的な健康診断と予防接種、歯、耳の中、皮膚の状態も見るようにしてください。 近年は犬の平均寿命も伸びて認知症に罹ることもあり、小型犬であっても介護は大変です。家族に迎える際は最後まで愛情を持って飼育できるかよく考えてください。

その他気をつけること

春から夏のお散歩は涼しい時間帯を選びましょう。白い犬は黒い犬に比べて体が熱くなりにくいイメージがありますが、断熱効果のあるアンダーコートを持たないマルチーズは高温も苦手です。留守番をさせる時はエアコンを使用しましょう。真夏は落雷による停電の可能性もありますので、涼がとれるアルミ板やジェルの入った冷却マットを揃えておくと安心です。 冬場は潜り込んで暖がとれるようなハウスを用意しましょう。

非常に可愛い姿をしていますので、盗難に遭いやすいです。 お出かけの際は絶対に外につないだままにしないでください。 車内に残すことも熱中症の危険がありますので、たとえ涼しい時期であってもお勧めできません。 キャリーやカートを使用すれば入場可能な施設もありますので、事前に調べておくと安心です。

ライター:R・Yamamoto

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