足まわりのお手入れ トリマーさんが教える犬のトリミング講座

室内飼いのわんちゃんは特に、爪や足裏の毛が伸びやすくケガの原因にもなりかねません。
爪や足裏の毛の切り方をご紹介します。

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目次

1.爪切り

◆爪を切るのはなぜ?
・爪を伸ばしたままにしておくと、爪が曲がって伸びて肉球に刺さってしまうためです。
・伸ばしたままの状態だと犬が歩きにくいので切ってあげましょう。
◆爪切りの頻度
・月に一回くらい。

<ワンポイントアドバイス>
歩く時には使われない後ろの爪は(一本)は伸びやすく、切り忘れがあるところなので注意しましょう。

【準備するもの】
爪切りと爪やすり

◆爪の切り方
(1)爪の中の血管を切らないように注意して切ります。
(血管のちょっと前で切るように。犬の種類によっては爪が黒くて、血管がわからない犬もいるので、その時はトリマーさんに最初は教えてもらったほうがいいようです。)

(2)ヤスリがけ。
切った爪が引っかからないようにするために、爪の角を削り取るようにヤスリをかけます。

2.足裏の毛のカット

室内で犬を飼っていると、肉球の間から生えた毛が伸びやすくなってきます。
定期的にカットしてお手入れしてあげましょう。

シエラの足の裏はこんな風になっていました!
肉球が毛で隠れて見えないくらい。

【準備するもの】
電動バリカン(ペット用)

<ワンポイントアドバイス>
作業をする時は犬の力に負けないようにしっかりと押さえる!
犬が嫌がったからといって手を放してしまうと、「この人は嫌がれば放してくれる」と犬から甘く見られてしまいます。
犬に「この人には通じない」ということをわからせるためにも、多少動いても負けないでしっかりと押さえて作業をしましょう。
しっかりと抱きかかえるような感じで。

(1)バリカンで足の裏をなぞるようにして毛を刈っていきます。

(2)肉球が見えるくらいにまでどんどん刈り込んでいきます。

(3)肉球の間の毛は肉球をしっかりと開いた状態で刈り込みます。
これを4本の足に同じように行います。

??ハサミじゃだめなの??
犬が動いてしまい、誤って肉球を傷つけてしまう恐れがあるので、ハサミで切るのはおすすめしません。

3.足まわりの毛のカット

室内で犬を飼っていると、肉球の間から生えた毛が伸びやすくなってきます。
定期的にカットしてお手入れしてあげましょう。

【準備するもの】
カットハサミ

(1)足回りの毛をカット。
犬が動かないように注意しながら、足を置いたままで形を整えるようにハサミでカットしていきます。

(2)できあがり!
足の形がちゃんと分かるくらいきれいになりました。

最後に…

いかがでしたか?バリカンやはさみを使うときはわんちゃんを傷つけないように、最善の注意を払いましょう!暴れたり、嫌がる時は無理に行わないようにしましょう。

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