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うさぎの足底皮膚炎

うさぎの足底皮膚炎についてご紹介します。

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目次

足底皮膚炎はうさぎによくみられる皮膚疾患で、『足底潰瘍』とか『飛節びらん』とも呼ばれます。後肢の足底部(かかとに近い部分)に発生し、最初は軽度の発赤をみる程度ですが、やがて炎症→化膿→潰瘍→壊死と進行し、硬いかさぶたを形成し、治癒には長期間を要します。

【原因】

足底部が床と接触する際の圧迫により皮膚の炎症が生じるために起こります。 うさぎ側の問題として、遺伝的に足底部の被毛が薄い個体、大型種、肥満した個体で発生しやすい傾向にあります。また、環境の問題として、ケージの床の不適(素材が悪い、湿っていて不衛生等)や湿度が高いことなどが原因として挙げられます。 炎症を起こした部分に細菌(多くは黄色ブドウ球菌)感染をおこして悪化します。

【症状】

初期には脱毛と発赤をみるだけですが、これを放置すると潰瘍(穴があいた状態)となり、かさぶたが形成されます。かさぶたは大小さまざまですが形はほぼ円形で、大変硬いものです。かさぶたの下に膿が貯留してかさぶたが割れて膿が出てくることもあります。ひどい痛みのためうさぎは患肢をかばうような歩行をします。落ち着きがなくみえるかもしれません。じっとしている時も、片方に体重をかけたり、前肢に体重をかけて、異常な姿勢をとることがあります。 重症の場合は体重の減少や食欲の低下がみられ、ブドウ球菌が体内に侵入して生命に影響を及ぼす可能性があります。

【治療】

1.ケージの床の改善 
… チップや牧草を厚く敷いて、まめに取り替えます。
2.外用薬
… 発赤のみの場合は、炎症を抑えるクリームやローションを使ってマッサージを行い、潰瘍がある場合はヨード剤などで消毒します。
3.抗生剤
… すでに感染がある場合は抗生剤を全身的に投与します。
4.レーザー 
… 患部に照射して、痛みや腫れを軽減します。
5.減量
… 肥満のうさぎは食事療法により体重を減らします。
いずれの治療を行っても、治癒にはかなりの期間を要します。完治するまで治療を継続しないと、突然悪化する場合があります。根気よく治療と看護をすることが最も重要です。

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