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柴犬の特徴・種類・歴史・性格・しつけ

柴犬を飼うために知っておきたい、柴犬の歴史から種類・特徴・性格など基本的な知識をご紹介します。

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目次

1.柴犬の特徴・種類・歴史・性格

柴犬の特徴

日本犬には北海道犬、秋田犬、甲斐犬、紀州犬、四国犬、土佐犬、柴犬の7種が存在しています。 その中で一番小さな種が柴犬で、人気犬種の常連さんです。

柴犬と呼ばれる由来には、いくつか説があります。 野山に自生する低木の総称が柴であったこと、そこが彼らの活動拠点であり、毛色も枯れた柴に似ていたため、柴犬となった。 信州の柴村で多く飼われていた。 古語で小さいものを表す言葉だった…などです。 日本犬で唯一、地名がついていないのは分布エリアが広いため、地域ごとに地柴が存在していたことと、絶滅回避のために各地の柴犬を交配に用いたなどの理由があります。

柴犬は地域によって、体型や毛色が異なるなど犬種としてはかなりのばらつきがあり、現在でも発祥地の名称をつけられた固有の地柴3種と、その他が存在しています。 犬の理想とされる標準値・スタンダードも、複数ある保存会が独自の基準を定め、キツネ顔かタヌキ顔かで保存会の系統が推測できます。

柴犬の特徴

毛色:赤、黒、胡麻、白の4色があります。 赤、黒、胡麻は顎から腹部にかけて白い毛(裏白)であることが理想とされていますが、美濃柴は全身くまなく赤毛であることが良いとされています。 仔犬の時に口元が黒い個体もいますが、成犬になるにつれて薄くなる場合もあります。

特徴的な尾:日本犬の特徴して、きりりと巻いた尾が挙げられますが、柴犬の尾にはバリエーションがあります。 巻尾・差し尾・太刀尾・薙刀尾など。

柴犬の種類

信州柴犬: 冷涼で標高の高い信州の気候風土に合った柴犬です。 現在の柴の基本体型は信州柴がベースです。

美濃柴犬: 全身、緋赤と呼ばれる鮮やかな赤毛で、狩猟犬として非常に優秀です。

山陰柴犬: 尾を巻きあげない太刀尾、薙刀尾の出現率が高い柴犬です。弥生人と共に朝鮮半島経由で渡来した犬が祖先と考えられています。

縄文柴犬: 縄文遺跡で発見された犬の骨格をもとに、古代の特徴を残す柴犬を選択交配して再現されました。足が長く面長で尾がくるりと巻いているなど犬の埴輪にも、その特徴がよく表現されています。地柴の扱いとはならないタイプです。 (呼び名は各保存会によるものです。)

豆柴: 豆柴は体高30センチ未満の小さな柴犬です。 ウサギやウズラなどの小動物や野鳥の狩りに使用されたという言い伝えがあります。畜犬を扱う団体では公認されていませんが、小型という利点が現在の住宅事情にマッチして飼育を希望する人も増えています。

柴犬の歴史

柴犬の祖先は縄文時代からずっと人と生活を共にしてきました。

近代は市街地では家庭犬、山間部では小動物を狩る猟犬として働いていましたが、明治から大正にかけてイギリスから狩猟用に輸入された洋犬が流行となって交雑化が始まり、昭和のはじめには純粋な日本犬は僅かとなってしまいました。 これを危惧した人たちから日本犬を絶滅から守ろうとする動きが始まって1928年、日本犬保存会が発足、1936年に柴犬は国の天然記念物に指定されました。

それから間もなく戦争が始まり、戦時中には食糧難や、毛皮として召し出されるなどして保護もままならず、戦後にはジステンバーの大流行で、種そのものの存続すら危うくなりました。 この危機は、各地にかろうじて残っていた地柴を交配させて持ちこたえましたが、異なる地域の地柴を交配したため、その後は犬種としての安定をはかる作業が待ち受けていました。 長年にわたる地道な計画繁殖の結果、犬種の標準値も安定し、現在よく見る姿の柴犬へと発展したのです。

柴犬の性格

柴犬は物覚えが良く、問題を解決する能力も高いです。 小柄でも勇敢で感覚が鋭く、番犬としても有能です。 飼い主や家族にはよく懐きますが、他者への関心は薄い方です。

性格は陽気で人懐こいタイプから飼い主一筋で物静かなタイプなど、かなり幅があります。 性格は両親から受け継ぐところが大きいので、仔犬を求める際には必ず両親を見せてもらいましょう。 飼い主一筋タイプの子は、飼い主と過ごすことを好み、他の犬と遊びたがらない場合もあります。 ドッグランで沢山の犬に囲まれストレスを感じる子もいますので、性格面も充分考慮してあげましょう。

2.柴犬のしつけ面で気をつけること

かつては直接獲物を捕らえるタイプの猟犬だったので、攻撃に関してためらいがありません。噛みつくことが有効であると学習しないよう注意が必要です。

甘噛みをするのは、歯の抜け替わりでむず痒い、遊び足らなくてストレスを発散していたり、遊びの中で順序付けをしているなど必ず理由があります。 理由は必ず見極め、可愛い仔犬の甘え噛みであっても、手は安易に噛ませないようにしましょう。

感情の変化が読み取りにくく、飼い主が気付く前にトラブルが発生するケースもあります。 初対面の人や犬と接する時は尻尾の動きや耳の位置、背中の毛が逆立ってないかなどをよく見きわめてください。尻尾は嬉しいだけでなく、攻撃前の興奮時にも振られます。

3.健康管理・運動・手入れ

日本の気候風土のもとに生きてきた犬種なので、暑さ寒さ、梅雨時の多湿にも耐えうる強健さを持っています。

屋外飼育も可能ですが、犬舎は清潔で快適に過ごせるための配慮をしましょう。食事は市販の良質なドッグフードで充分です。定期的な健康診断と狂犬病や各種予防ワクチンは必ず受けましょう。

柴犬は異種交配や外観を極端に変えるような品種改良を行っていないので、骨格的にも丈夫で遺伝性疾患も少ない部類です。高齢になると認知症を発症することもあります。 最後まで面倒見ることができるか、飼う前によく考えてください。 人気犬種なので無計画な繁殖が行われている場合もあります。 仔犬を迎えるにあたっては信用できるブリーダーさんを選んでください。

運動

小柄であっても活発で野外の散策を好みます。 日光にあたることも健康維持につながります。1日に少なくとも1時間くらいは外で一緒に過ごす時間をとってあげましょう。

手入れ

触診を兼ねて、ブラッシングやマッサージをしてあげましょう。 匂いが気になったり、被毛の手触りが悪くなったら入浴させましょう。 春先から初夏にかけて大量の抜け毛が出ます。専用のコームなどで早めに抜け毛を除去し、梅雨時を快適に過ごせるようにしてあげましょう。 室内で飼う場合は爪の伸びすぎに注意して、フローリングで滑らないよう床にはマットなどを敷きましょう。 定期的な歯磨きで歯石の沈着を防ぎましょう。

ライター:R・Yamamoto

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