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プードルの歴史・特徴・性格・しつけ

プードルを飼うために知っておきたい、プードルの歴史から種類・特徴・性格など基本的な知識をご紹介します。

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目次

1.プードルの歴史・カラー・お手入れ・性格

歴史

プードルは、お洒落なルックスやファッションモデルとの共演も多いことからフレンチプードルなどと呼ばれています。フランス原産の犬と思われていますが、ヨーロッパに広く分布していた巻き毛の犬・バルビーが先祖と考えられています。

プードルの語源は水たまりを意味するドイツ語のプデルから来ており、ドイツ産のバルビーが大きく関わっていたことが伺い知れます。バルビーは現在、数が少なく希少犬種になってしまいましたが、巻き毛と水中での作業性や性格の良さはプードルに受け継がれています。

カラー

17世紀頃から、現在のプードルの原型と思われる犬が絵画や彫刻などに登場し始めるようになりました。この頃からある程度犬種として確立されていたと考えられます。 当時は現在のような洗練された姿でなく、被毛も白地に黒や茶の斑が入るパーティーカラーが多く、ドイツ、フランス、ロシアなどはこれを公認カラーとしていたようです。 現代ではケンネルクラブの規定により単色のみを公認カラーとしていますが、これは1930年代にアメリカのプードルクラブが当時の美学的観点から単色であることが好ましいと定めたことによります。

ドッグショーにおける公認カラーは13色ありますが、プードルは色の幅が広く、成長とともに色が薄くなってしまうことも珍しくありません。 茶色いプードルには胸元や足先に小さな白斑が入ることがあり、ごく小さいものであれば許容されます。 色違いの大きな斑はミスカラーとされ繁殖には用いないことになっています。 未公認のカラーとしてパーティーカラーの他、ファントムカラーと呼ばれる毛色も存在します。 未公認カラーやミスカラーとされるのは外見上の理由だけで、健康面に何ら問題はありません。 競技会で優秀な成績をおさめるなど活躍している犬もいます。

色によって性格が違うという説もありますが、白は優しく、黒は強そうに見えるなど、色というのは見た人の心理面に大きく作用します。犬の性格は両親の気質を受け継ぎますし、成長過程で体験したことなども影響します。上のような説は参考程度に留めておいても問題はないでしょう。

お手入れ

胸元の毛を残し、他は短く刈り取った独特のプードルカットは泳ぎやすく心臓を冷やさないために始められました。 関節部分の毛を残すのは後世にサーカスで使われるようになってから装飾的に考案されたという説もあります。 特徴的な被毛は水に濡れても乾きやすく、弾力や保温性に富んでいます。 毛質はきつく巻いたカーリーヘアから、縄を解いたようなウエーブ状など、個体差があります。 傾向としてはブラックに強いカールが見られるようです。

被毛は季節ごとのまとまった換毛がなく、人間の頭髪のように伸び続けますので、手入れをしないと毛むくじゃらの塊になってしまいます。定期的なブラッシングやトリミングは必須です。夏場は蒸れて皮膚や耳にトラブルを起こし易くなるので、サロンに連れて行くか、自宅で専用のバリカンを使い、気になる箇所を刈って清潔にしておく必要があります。 ショーに出す場合は、被毛のケアに相応の費用がかかります。

換毛がない特質を利用して、ラブラドールレトリバーと交配させた、一代ミックスのラブラドゥードルという犬種が作出され、盲導犬、介助犬として活躍しています。他にも愛玩用として作為的なミックスを作出しているブリーダーもいます。

性格

頭の良さは様々な犬種の中でもトップクラスです。大型のスタンダードプードルはオールマイティーな使役犬として人間の役に立ってきましたが、被毛の管理に手間がかかることで次第に他の犬種に役割を譲っていくようになりました。 現代では良き家庭犬として、またドッグショーやサーカス、アジリティなどに活躍の場を見い出しています。

プードルは元気で明るく、社交的でとても頭の良い犬種です。 いつも人と一緒に過ごすことが彼らの喜びなので、長時間の留守番は大きなストレスを与えかねません。 飼う場合は、留守の時間を短くするか、誰か一人でも家にいる状況が好ましいです。

2.プードルの体

真横から見ると、胴体はほぼ正方形のシルエットをしています。このように胴が短く脚の長い犬種は動きが軽快で瞬発力があり、ジャンプなども得意です。低いケージですと飛び越えてしまうこともあります。犬の中でも体臭が少なく、室内飼育に向いています。

サイズは体高60cmが最大で、スタンダード、ミデイアム、ミニチュア、トイと4つのサイズに分類されています。

・スタンダードプードルは中型犬に分類されていますが、大柄な個体では体高60センチを超えるものもいます。スタンダードプードルは祖先のバルビーと、ほぼ同サイズです。元々はガンドッグだけあって、野外活動を好み、水泳も大好きです。大きな体はショーでの見栄えが良く、多くの犬の中でも一際目立ちます。体高45~60cm・体重15~19kg

・ミディアムは近年新たにサイズ分けされたクラスです。 ショーの際のサイズ的な偏りをなくすため2004年に新設されました。まだ公認されていない国もあります。体高35~45cm・体重8~15kg

・ミニチュアは中世で貴族を虜にしたのがミニチュアプードルです。女性に扱いやすくするため、スタンダードから小型化されたものです。軽量で地面を踏み荒らしにくいことからトリュフ狩りに使用されていたこともあります。 体高28~35cm・体重5~8kg

・トイは最も小型で、人気の高いサイズです。 純粋な愛玩目的で18世紀後半にミニチュアプードルをさらに小型化して誕生しました。 当初は小型化による身体的な影響があったものの、ブリーダーの努力により現在、犬質は安定しています。 体高26~28cm。体重3kg前後

近年、ティーカップ・プードル、タイニープードルなどという極小サイズのプードルが注目を浴びていますが、これはトイプードルの中でも特に小さく生まれたものがSNSで話題になりブームになったものです。これらは犬種として完全に確立されたものではないので、公認犬種ではありません。 新しい犬種にしようとする動きはあるものの、マズルが短く小顔になった分、歯列の問題や脳に障害が起きやすくなるなど健康面でもクリアすべき点が色々とあり、成長したら規定サイズを超えてしまうケースも多いので、公認犬種になるにはかなりの時間を要するでしょう。

3.プードルのしつけ・病気

しつけ

プードルは頭が良く飼い主を喜ばせることが得意なので、しつけが容易な犬種です。 その反面、しつけを怠ると自分の意思で家族をコントロールしようとしますので子犬の頃から一貫したしつけが絶対に必要です。日常マナーの他、遊びやゲームを通じてどんどん色んなことを教えてあげましょう。ガンドック時代の名残りから、物を持ってくるなど喜んで応じてくれます。上手くできたら必ず褒めてあげましょう。

病気

プードルが罹りやすい病気は外耳炎、流涙症、てんかんです。 遺伝性疾患としては膝蓋骨脱臼、進行性網膜萎縮症、レッグペルテスがあります。 膝蓋骨脱臼は怪我などによる後天的なものもありますので、高い所から落ちたりしないよう 室内での安全に配慮してください。 定期的な検診、予防接種も必ず受けましょう。

新しく子犬を求める際は、必ず信頼の置けるブリーダーから入手しましょう。 犬舎を訪問し、親犬や兄弟犬を見せてもらうと飼育の参考にもなります。 血統的に起きやすい病気などないか聞いておきましょう。

ライター:R・Yamamoto

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