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猫のオスとメスの違い

新しく猫を迎える時、オスとメスのどちらを飼育すべきか迷ったことはありませんか?
今回はオス・メスそれぞれの特徴を見てみましょう。

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目次

1.体格と性質について

【体格について】
ほぼ全猫種においてオスの方が大きくなります。血統でのばらつきはありますが、兄弟間ではオス・メスの体格差がかなりはっきりします。また、猫は顔つきでオス・メスの見分けがある程度つきます。同じ猫科の動物、ライオンの性別は容易に判断できますね。猫にたてがみはありませんが、オスの顔は鼻が大きく目も離れてこわもての顔になっています。メス猫は顔がこじんまりとして細面でコンパクトな印象です。写真では見分けにくいかもしれませんが生の猫であれば顔つきで90%くらいは性別の判定ができると思います。

オス猫の注意すべき特徴として尿道が細く長いという点です。猫は尿結石になりやすい生き物ですが、この細く長い尿道に結石が詰まりやすいのです。メス猫では尿道が太いのであまり閉塞が起こりません。

【性質について】
オスは縄張り意識も強く、支配欲も強い傾向にあります。外出するオスは縄張りの争いのためケンカも絶えません。

【避妊・去勢手術後の性質の変化 】
手術済みの猫は雄雌ともに太りやすいです。

(オス)
去勢されたオスは性格も温厚になりケンカも少なくなります。
マーキングを憶える前に去勢されたオスはマーキングをしません。そして尿の臭いも少なくなります。

(メス)
避妊手術をしたメスの場合はあまり性質に変化は見られないようです。

<三毛猫はメスだけ!>
三毛のオスは致死遺伝子といって産まれてくる前に死んでしまう運命なので三毛猫は基本的にはメスしかいません(ごくまれにオスの三毛が存在するそうです)。
ところで猫は色によって性質がある程度予測できるもので、三毛猫はわがままな猫が多く、一方で黒猫は人なつこい猫が多いです。

2.発情について

【発情について】
<メスの発情 >
メスは年に数回の発情期を迎えます。春先に多い傾向にありますがほぼ一年中どの季節に発情の可能性があります。発情期間は1~2週間ほど続きます。尻尾をあげて普段とは違った声でギャーギャーと鳴き、オスを惹きつけます。猫は交尾排卵といって交尾刺激で排卵するので受胎率が非常に高いです。

交尾をしないと排卵が来ないために、発情期間が終わったと思うとまた1~2週間後に次の発情が来て…というのを繰り返します。
<オスの発情>
一方でオスには発情期という決まった時期が存在しません。発情した雌につられて交尾をすることになります。

近所に発情したメスがいたりするとオスもつられて鳴くので、春先は猫の声が多くなるというわけです。

【寿命について】
<外出猫の場合 >
オスよりメスの方が長生きです。外出する猫はケンカでウィルス感染する危険が多く、そのために寿命が短くなります。オスはメスより縄張り意識が強くケンカっぱやいので、ウィルス感染しやすいのです。

<室内猫の場合 >
室内飼育の場合は、オスとメスの寿命の差はあまり無いと思われます。

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3.オス特有の病気

<精巣腫瘍>
本来陰嚢に落ちてくるはずの精巣が途中で止まる猫も多く(停留睾丸)、この場合正常な猫に比較して14倍ほどの確率で腫瘍化します。悪性腫瘍は転移まで時間がかかるものの放置すると助かりません。正常に陰嚢内におさまっている場合は猫での腫瘍発生はわずかです。

<前立腺肥大・腫瘍>
膀胱の後ろに位置する前立腺が高齢化とともに肥大して排尿、排便障害などを引き起こします。

<猫下部泌尿器疾患(FLUTD)>
猫下部泌尿器疾患(FLUTD)とは、尿結石・血尿・頻繁で痛みを伴う排尿・尿道閉塞など様々な症状を引き起こす症候群の総称です(Feline Lower Urinary Tract Disease)。オス猫では尿結石や細胞の屑などが尿道に詰まって尿道閉塞の状態になりやすいです。尿が全く出なくなってしまい、放置すると3日ほどで死亡してしまいます。

<ウィルス性疾患(猫白血病ウィルスと猫エイズ 等)>
ケンカで感染するのでオスとメスを比較した場合はオス猫に多いです。猫白血病ウィルスと猫エイズが多く、外出するオス猫では10頭に1頭の割合でどちらかに感染しています。

4.メス特有の病気

<子宮蓄膿症 >
5歳以上の雌猫に頻発する病気です。子宮に膿が溜まり放置した場合、腹膜炎を起こしほぼ助かりません。しかし、早期であれば多くは手術で治ります。メスの高齢疾患で最も注意すべき病気です。避妊手術で予防可能です。

<乳腺腫瘍>
猫の腫瘍ではリンパ腫についで多い腫瘍です。猫の乳腺腫瘍の悪性度は70%以上で腫瘍のサイズが2cmを越えると多くは助かりません。若いうちに避妊された猫では乳腺腫瘍の発生がほとんどありません。

<メス猫の病気>
オス特有の病気、メス特有の病気の多くは、避妊手術・去勢手術をすることにより予防可能です。猫の避妊と去勢について、メリットとデメリットを詳しく掲載していますのでぜひ参考にしてください。

最後に…

ペットショップでの雄雌の価格差はあまり無いように思います。
避妊の価格と去勢の価格では避妊手術の方が1.5~2倍ほどコストがかかります。
オスでもメスでも、ペットとしてはどちらもかわいいに違いありません。しかし性質・なりやすい病気などに違いがあるので、その点に気をつけて飼育してあげてください。

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