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猫のアセトアミノフェン中毒

アセトアミノフェンは主に人の風邪薬や頭痛薬などに入っている薬剤です。解熱鎮痛剤と言えばわかりやすいでしょう。アスピリンやイブプロフェンなども同じ仲間になります。
4~5kgのネコに1錠で致死的になることがあります(50~60mg/kg)。
人と猫では薬物の代謝に違いがあるため、人では有効な薬でもネコでは毒物になってしまうことがあり、アセトアミノフェンはその代表的な薬剤です。

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目次

症状

アセトアミノフェンはメトヘモグロビン血症と溶血性貧血を引き起こします。メトヘモグロビンは酸化されたヘモグロビンで、それ以上酸素と結合することができません。血液中にメトヘモグロビンが増えると酸素の運搬ができず、低酸素症に陥ります。
初期の症状は食欲不振、嘔吐、流涎で、続いてチアノーゼや顔面の浮腫、時には黄疸が見られることがあります。出血性の胃潰瘍を起こす事もあります。

診断

・飼い主からの申し出によるアセトアミノフェン摂取の可能性
・血液検査による貧血の有無
・尿検査(チョコレート色または赤色の尿が認められることがある)

治療

・嘔吐の誘発
(アセトアミノフェンを摂取して時間が経っていない時は有効な手段)
・輸血
・輸液
・酸素吸入

猫に人の風邪薬は絶対に投与してはいけません。ウィルス性鼻気管炎を風邪と勘違いして人の風邪薬を飼い主から投与されて死んでしまう猫が本当にいますので注意しましょう。

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