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猫の肛門嚢炎

肛門の左右には肛門腺と呼ばれる臭腺が一対あり、この臭腺は袋状になっていて肛門嚢を形成しています。
肛門嚢の中には悪臭を放つ分泌物が貯留しています。
その肛門嚢に炎症を起こすことを肛門嚢炎といいます。

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目次

肛門腺の働き

猫は、肛門腺の臭い(分泌物)を付ける事で他の猫とのコミニュケーションをとっています。縄張りを誇示するために臭いを付けると言われていますが、ひどく怯えたり驚いたりストレスを感じると大量の肛門腺を1度に放出することがあります。

原因

家庭のネコの多くはストレスのない生活様式を持っているので、自力で肛門腺を絞り出す機会がありません。そのため肛門嚢の分泌物は乾燥し、濃縮されます。すると分泌物はさらに排泄されにくくなって肛門嚢に溜まり、炎症を起こします。細菌感染を起こすこともあります。容積の限界を超えると覆っている皮膚が破れて穴が開き、血や膿のようなものが排出されることもあります。

症状

犬では地面にお尻をこすりつける動作が見られるのが普通ですが、猫ではあまり一般的ではありません。
肛門嚢内容物が溜まってくると排便時に痛みを感じ、ネコは尾のつけ根やお尻を舐めたり、咬んだりします。また、舐めることによってお尻の周りに脱毛がみられることがあります。
破裂した場合は肛門の脇にぱっくりと傷が開口しますのでお尻を噛まれたと勘違いをして動物病院に来る飼い主さんも多いです。

治療

・貯留した分泌内容物を手で絞り出す
・破裂して開口している場合は肛門嚢内部の洗浄
・抗生物質の投与
・繰り返す場合は外科的に肛門嚢摘出を行う事もあります

予防

定期的に分泌物を絞り出す・外猫との接触を避ける
通常家にいるダニとは種類が違うので室内猫に自然発生することはありません。

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