
マンションという限られた空間の中で、特にリビングダイニングを広く取りたかったので、購入時に部屋との壁を取って2LDKを1LDKに改造してもらいました。天井も3m弱とマンションにしては高く開放感が気に入っています。1日の中でもリビングにいる時間が多く、夫婦で同じ空間に居ながら別々な事を楽しむ事が出来るスペースです。
白い壁に白い床、扉は落ち着いた茶色なので、紺とグリーンをアクセントカラーにしています。観葉植物のウンベラータ、3鉢育てていますがとても育てやすく、また成長が手に取るようにわかるので可愛いです。すっきり爽やかな飽きのこない大人のインテリアを心がけています
夜のリビングです。何やら不思議な水玉の光はリビング&ダイニングに3個ある照明です。白熱電球のクリアな暖かみのある柔らかな色。水玉は壁の上部や天井にしか映らないので食卓や床には支障なく、この雰囲気がとても落ち着きます。
ファブリックパネルは、Fin‐Helen社(Finland)のヴィンテージファブリックで作っていただきました。ちょっと派手かなぁ…でも我が家のカラーだしなぁ…と繰り返し考えましたが、部屋が引き締まって統一感が出た気がします。
BALSのオットマンは70×70×40と大きくてソファのような存在。来客がリビングに集まった時のために2つ購入したものですが、普段は愛犬・しいが占領してます。
カーテンは、レースも上にかけている厚手のカーテンも、シェードタイプにしました。
レースは薄く透け感のある素材。厚手のカーテンのほうは、壁と床が白いので、濃い色のカーテンが欲しくこれになりました。濃い紺に渋い金の刺繍が入っています(キンピカしていないので離れると地味です)。あまり甘くならないような柄を選びました。
部屋の中でカーテンの布の占める割合は意外と多いので、インテリアの一つになっています。
天板と高さが可動式のダイニングテーブルが我が家では大活躍です。
天板は普段は半分のサイズで、来客があると倍にサイズアップ。高さも変えられます。イスはKEYUCAのネオドマーニチェア。テーブルに合うものをいろいろ探しました。お気に入りのフレキシブルダイニングです。
ダイニングには変化を付けるために高さの違う2段のチェストを置いています。入居時に作りました。
収納力があって左は食器や調理器具やダイニング用ファブリック、右は書類やカメラや雑貨が入っています。
リビングのチェストの上にスペインの画家 Miroの絵を2つ並べて置いています。
部屋の一角にあるこの四角い箱は電化ステーション(家電モノ集めた棚)です。中はPCをメインに、プリンター、電話&FAX、デジカメ、掃除機ルンバ…と電化製品満載ですがシャッターで閉められるので見た目スッキリ。
引き出し式のデスクがあるのでPC作業も出来ます。高さも自分たちで決められるのでいい高さに設定〜。
トイレの壁にはMARIMEKKOのVIHKIRUUSUのパネルをかけています。発砲スチロール板に両面テープで生地を丁寧に伸ばして留め、押しピンで支えるように壁にかけました。気分に合わせて生地は簡単に変えられます。
風水ではトイレ全体を黄色にすると邪気が払えていいとのことなので、緑色系だった我が家のトイレは最近少しづつ黄色になってきました。
小さなシンクは何も置かずにシンプルにしています。
玄関に、鳥が3羽描かれたボードをかけました。平和の象徴のようで鳥のデザインものは好きなんです^^白地に黒とグレーの絵でシンプルです。
玄関や廊下は埋め込みのスポットライトがあるだけなので、白熱電球特有の柔らかな光に照らされています。白い壁に白いボードですが、玄関なので主張がなくて気に入っています。
夏は毎年、ベランダにオーニングを取り付けます。デザイナー山本寛斎さんの「人間讃歌」シリーズ。取付はネジで抑えるだけなので簡単です。
これで部屋の中にもちょっとした日陰の出来上がり〜。ウチは東南向きのリビングで、晴れた日は室内の温度もぐんぐん上がり30℃越えは年中。しかも最上階なので屋上からの蓄熱でも暑いんです。もう一枚あってもいいかなぁ〜とも思っています。
プロフィール
- ■akiさん(女性/40代)
- ■建物の種類:分譲マンション
- ■間取り:1LDK
- ■築年数:4年半
- ■居住人数:2人+1匹
- ■好きな家具・雑貨店:好きな家具・雑貨店:ACTUS/BALS TOKYO/
ILMUS/CIBONE - ■この家の好きなところ:出来るだけ広くとったリビングダイニング
- ■この部屋の悩み:最上階の為、夏暑くて冬寒い
- ■HP:aoao
編集者コメント
今回はシンプルで広々としたリビングダイニングが素敵なakiさんのお部屋を紹介します。収納もすっきりとまとめてあり、スマートで都会的な印象です。また「シンプル」といっても、柔らかな空気感を感じるのがこのお部屋の魅力のひとつですよね。
遊び心のある水玉照明や、ウンベラータの生き生きとした姿に、ホッと心が和みます。そして色鮮やかなグリーンのファブリックパネル。とても存在感のある色柄なのにしっくりと馴染んでいて、お部屋全体を明るく見せてくれていますね。緑色って生命力の象徴というか、見ている人を元気にしてくれる色だなぁと改めて思いました。
紺とグリーンをアクセントにした色の使い方、シェードの選び方、家具の置き方など、akiさんのお部屋には心地よく過ごすためのインテリアの工夫がたくさんあります。まさに大人のためのシンプルインテリア。私もぜひ参考にしたいです。