家族が家にいることの多い夏休みやお盆休みは、楽しい反面、食事の準備や後片付けがとりわけ大変だったりしますよね。
そんな時こそ、家族にどんどん手伝ってもらいましょう!
「夫や子供が手伝ってくれない」「手伝ってもらうと余計に手間が増える」という場合でも、キッチンの収納をちょっと工夫したりすることで、家族に手伝ってもらいやすくなったりするんです!
今回は、そんな家族が手伝いやすくなる、キッチンづくりのアイデアをご紹介します。
1:パッと見渡せて「あれどこ?」防止
カトラリーはサッと出し入れできるように
食事前のカトラリーの準備は、小さい子供にも手伝ってもらいやすい家事のひとつ。
子供にも届く高さの引き出しに配置して、パッと見て所在がわかりやすいように種類ごとに分けて入れておけば、小さい子供にも食事の準備のお手伝いができます。
よく使うカトラリーをボックスやスタンドにまとめてテーブルなどに置いておくのもいいですね!
家族がよく使うものも
食べかけのお菓子の袋を留めておくクリップや輪ゴムなど、家族がよく使うものも、取り出しやすい場所にすぐわかるよう配置しておくと◎!
子供でも取り出しやすいようにしておけば、「あれどこ?」「あれ取って」と言われずにすんで、時短にもつながりますよ。
2:子供に手伝ってもらえる仕組みを作る
子供の食器を自分で取れる場所に
子供が自分でごはんをよそったりお茶を入れたりできるようになったら、子供の食器を子供が自分で取り出せる場所に置くのがオススメです。
わが家では、子供の食器は低めの引き出しに置いていて、食事の時に子供が自分でここから出してごはんをよそって準備しています。
自分で準備ができるように
子供のお茶碗、コップや、ランチョンマットなどもここに置いて、子供が自分で食事の準備ができるように。
幼稚園に持っていくカトラリーもここに置いて、自分で準備ができるようにしています。
ちょっとしたことですが、毎日のことなので、自分でやってくれるようになるとグッとラクになるのを実感できますよ。
3:家族が出し入れしやすい食器収納
小皿は引き出しに置くのも◎
お皿は食器棚に置かれている方が多いと思いますが、小皿などは引き出しに入れるのもひとつの手。
棚に置くと、前後に重ねて置いた時に、奥のものが取り出しにくくなってしまいますが、引き出しなら上から見下ろせるので、中身も把握しやすく、取り出しやすさも◎です。
取り出す時に前のお皿を退けたりする手間がいらないので、家族にも取り出しやすくなりますよ。
仕切り板を使えば安心
引き出しは開け閉めした時に中身が前後に動いてしまうことがありますが、そんな時は仕切り板を使えば安心!
入れたい食器のサイズに合わせて、仕切り板を組み合わせてマスを作るだけ。
これなら多少強く開け閉めした時にも食器がぶつかってしまうことなく、家族が出し入れしても安心です。
4:子供が自分でできる「セルフコーナー」
ふりかけはセルフ方式
子供が使うふりかけは、小さなボックスに入れて子供が取り出しやすい場所に置いておけば、食事の時に自分で準備できるように。
わが家では、子供が3歳くらいの頃から自分で準備しています。
「ふりかけまだ?」「〇〇ふりかけがいい」と言われたりすることもなくなり、子供も自分で好きなふりかけを選ぶのを楽しんでいますよ。
夏はセルフお茶コーナー
お茶を飲む回数が増える夏は、保冷ポットにお茶を入れて、コップと一緒にトレーに置いて「セルフお茶コーナー」に。
冷蔵庫からまだ自分でお茶を出せない子供でも自分でお茶を入れられるので、大人がお茶を入れる手間が省けてラクに♪
また、冷蔵庫を開け閉めする回数が減るので、エコにもなって一石二鳥です。
最後に
ひとつひとつは小さなことでも、家族が手伝ってくれるのは大きな効果です。
また、子供にとっては、「自分のことは自分でやる」という習慣づけになるという効果も。
手伝いやすい仕組みを作ることで、3歳くらい〜の小さな子供でも十分お手伝いができますよ。
小さい時こそお手伝いがしたい時期なので、ぜひ一緒にキッチン仕事を楽しんでくださいね!
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■まどなおさん プロフィール
夫・私・娘2人の、4人暮らし。
小さい家でも、子供がいても、すっきり心地よく暮らせる収納とインテリアの工夫をブログで綴っています。
著書『アイデアノートで普通の部屋がなぜか可愛くなる』(KADOKAWA)
『いつでも「きれいな部屋」になる 方づけベタでもできるやさしい収納』(大和書房)を出版。