【片づけ方】片づく壁収納で部屋を広く使う素敵アイディア集

毎日のように繰り返し使うモノはしまわないのが正解。出したままでもインテリアが素敵に整う、ナイスな方法は北欧でも大人気!狭いスペースでもOKですよ。

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目次

    【片づけ方】片づく壁収納で部屋を広く使う素敵アイディア集

    毎日のように繰り返し使うモノはしまわないのが正解。出したままでもインテリアが素敵に整う、ナイスな方法は北欧でも大人気!狭いスペースでもOKですよ。

    1. 1.高さが自由に選べるラダー収納
    2. 2.ちょい掛けで時短なフック&ボックス収納
    3. 3.飾りながら片づけるガーランド収納
    4. 4.お洒落なボード収納

    1.高さが自由に選べるラダー収納

    その日に着た服はいったん風通しをして、臭いや湿気を飛ばしてからしまいたいですね。制服のある子は消臭スプレイをシュッとひと吹きしておけば、翌朝にはリフレッシュされた状態に。

    梯子段のようなラダースタイルの壁収納なら、大人から子どもまで使いやすい高さが選べるから便利です。ついでに毎日使うバッグや帽子も一緒にかけておくと、翌朝の支度がスムーズ。忘れ物がなくなるから、「出したままの収納にしてよかった」という嬉しい結果が待っています。

    ★応用アイディア
    ・壁と家具の間の隙間がある?それなら突っ張り棒を数本セットすれば簡易ラダーの完成
    ・天地に突っ張るメッシュパネルのラックなら簡単に設置できる
    ・S字フックを使えば服やバッグなど、あれもこれも掛けられる
    *洗面所では脱いだ服やタオル掛けとして使いたい

    *洗面所では脱いだ服やタオル掛けとして使いたい

    2.ちょい掛けで時短なフック&ボックス収納

    壁収納の定番ともいえるのがフック。片づけたい所にフックを付けておけば、その壁が収納場所になります。戸棚や引き出しの中にしまうのとは違って、サッと指定席にモノを戻せるから手軽で時短。疲れていても、他に用事があって忙しくても億劫にはなりません。それが快適な部屋をキープする秘訣です。

    ラックやボックスタイプの収納パーツを壁に付けると、飾りながら片づけることができます。読みかけの本や雑誌、手紙、学校で作った作品をはじめ、玄関では通学用の靴をしまっておくのもいいですね。サクッと差し込む感覚が子どもには新鮮な方法。一見すると行儀が悪いと思われそうですが、現代アートのような壁のアクセントにしてみましょう。

    ★応用アイディア
    ・和室の長押をフックとして利用。ただし掛けすぎに注意して
    ・エコバッグを収納袋にしてヘアドライヤーやトイレットペーパーを吊り下げる
    ・扉の取っ手をフックに見立ててカゴバッグに脱いだ寝間着を入れて片づける
    *読み聞かせの絵本や新聞など、すぐに手に取りたい紙モノは紐で吊るしておく

    *読み聞かせの絵本や新聞など、すぐに手に取りたい紙モノは紐で吊るしておく

    3.飾りながら片づけるガーランド収納

    部屋飾りに使うガーランド風のイメージで、壁に収納ガーランドを付けてみてはいかがでしょう。紐やリボン、ワイヤーを押しピンで壁にとめておきます。アクセサリーやスカーフのように軽くて美的なモノなら、インテリアが華やぎます。招待状やメッセージカードなどの郵便物、子どもの描いた絵をピンチで留めたり、手芸好きなら布の端切れを掛けたりしておくのもよさそうです。

    キッチンや洗面所の壁がタイルなら、吸盤を使ってガーランドにします。キッチンでは薄いまな板や布巾、洗面所ではヘアクリップやヘアバンドなどをピンチで吊るしておきましょう。

    ★応用アイディア
    ・ビニール袋を使って手芸用のボタン、文具のクリップなど細かいモノを吊るしてもいい
    ・絵画を飾るピクチャーレールを取り付けると好きな位置に吊り下げられる
    ・部屋に馴染む色の突っ張り棒を使ってサングラスなどを飾り付けるように引っ掛ける
    *ガーランドのある所だけにモノを集めるとまとめやすい。他の所はスッキリと

    *ガーランドのある所だけにモノを集めるとまとめやすい。他の所はスッキリと

    4.お洒落なボード収納

    壁収納の利点は、場所を取らないから部屋が広く使えること。しかもその場ですぐに片づくから手間がかかりません。それは玄関のように限られたスペースでも必要なことです。出したままになりがちな靴や傘、スリッパなどの必需品をきちんと整えておきたいところ。下駄箱の中にしまって、帰宅や外出の出入りを妨げないようにします。

    とは言っても、出かける寸前に持っていきたいモノもあるわけです。登園用品、帽子、日傘、愛犬用の散歩グッズなど。来客用にはコート掛けがあると便利です。そんな思いに応えてくれるのは、やはり壁収納。色々掛けておいても素敵な演出に見えるのが、意外なことにスノコの活用でした。お洒落に仕上げるには、大きなスノコを取り付けるのがポイント。プランターや花瓶を一緒に吊るしたりしながら、飾る収納にしてもいいですよ。

    穴あきの有孔ボードを立てかけて使う方法もあります。棚やテーブルと壁との間にボードを挟んでおくだけなので賃貸でもOK。専用のフックや針金、ゴム紐などで吊るしたり挟んだりしましょう。

    ★応用アイディア
    ・バスケットを吊るして虫よけスプレイや日焼け止めなどの小物収納に
    ・S字フックやネジ止めのフックを追加して吊るし収納を
    ・低い位置には掃除グッズをまとめて吊るしておく
    *壁面をたくさん使って必要なモノをちょうどいい所に収納

    *壁面をたくさん使って必要なモノをちょうどいい所に収納

    家族の誰か一人が頑張らなくても、みんなで片づけるのが理想。イライラすることなく、心穏やかに余裕のある気持ちで接し合えるから家族が和みますよ。


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    プロフィール
    すはらひろこ (片づくおうちプランナー)
    一級建築士、インテリアコーディネーター
    株式会社アビタ・クエスト代表取締役


    共働き経験をいかした収納術とおしゃれなインテリアで、雑誌のビフォアアフター企画でも活躍。 TV東京TVチャンピオン【お部屋リフォーム王】、TBS系「王様のブランチ」、NHK総合「あさイチ」ほかテレビ・ラジオ出演や講演、著書など多数。
    総合情報サイト【オールアバウト】で収納ガイドを務め、連載記事は幅広い読者層に好評。
    著書:『1分からはじめるかたづけ術』(だいわ文庫)
    『朝、着る服に迷わないハッピー収納術』(大和書房)
    ほか

    すはらひろこ
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