
1.おすすめのお弁当
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鮭の南蛮煮弁当
鮭の南蛮煮、ゆでインゲン、桜とグリーンピースとじゃこの俵むすび、おかのりの白和え、紫玉ねぎと文旦のサラダ、切り昆布の煮物
魚の中でもとりわけ鮭が好きで、この日は和風の甘辛味に煮付けました。ごはんは春を意識して、桜の塩漬けと、グリーンピースを混ぜ込んで俵むすびに。お花とうさぎの形にくりぬいたにんじんを、おかず同士の隙間を埋めるように飾って、可愛らしく仕上げました。
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ごぼうと牛肉の山椒煮弁当
ごぼうと牛肉の山椒煮、ケールの菜花のナムル、かぼちゃ茶巾絞り、赤大根とツナのサラダ、れんこんとパプリカの炒めもの、きゅうりの梅和え、金柑、グリーンピースごはん
ごぼうはしっかり火を通して食べやすい食感に。かぼちゃは蒸してつぶし、塩味をつけてからラップにくるんで茶巾絞りにしています。赤大根のサラダには同系色の食用ドライラベンダーをトッピングし、華やかに。金柑に挿した「のし串」などの竹製の小物を普段から揃えておくと、全体の雰囲気がぐっと上がります。
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そぼろごはん弁当
そぼろごはん、焼きれんこん、さつまいものレモン煮、ブロッコリーとゆで卵のサラダ、はっさく
そぼろは沢山作って冷凍保存しておくと、お弁当の主菜が思い浮かばない時にさっと使えて便利。そぼろの甘い味とは対照的に、ブロッコリーとゆで卵のサラダには粒マスタードを効かせ、紫玉ねぎも刻んで加えて、きりっとした味にしています。
2.おすすめの常備菜レシピ
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鮭の南蛮煮
材料(2人分)
- 生鮭
- 2切れ
煮汁の材料
- 赤唐辛子
- 2分の1本
- 水
- 50cc
- しょう油
- 大さじ1
- みりん
- 大さじ1
- 酒
- 大さじ1
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1
- 鮭は1切れを3〜4つに切る。赤唐辛子を水につけてやわらかくし、輪切りにする。
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2
- 鍋に煮汁の材料を入れて煮立て、鮭を重ならないように入れる。アクをとり、途中で煮汁をかけながら弱めの中火で約10分煮て(崩れやすいので裏返さない)、鮭に照りが出て、煮汁が少なくなったら出来上がり。
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鶏そぼろ
材料(2人分)
- 鶏ひき肉
- 100g
煮汁の材料
- 水
- 50cc
- 砂糖
- 小さじ2
- しょう油
- 小さじ2
- 酒
- 小さじ1
- おろししょうが
- 小さじ1
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1
- 鍋に煮汁の材料を合わせ、かき混ぜて砂糖を溶かす。
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2
- 1に鶏ひき肉を加え、菜箸を4本使ってよくほぐす。
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3
- 鍋を中火にかけ、菜箸4本で全体をぐるぐるかき混ぜながら煮る
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4
- 煮汁が大さじ1程度残るくらいまで煮詰まったら出来上がり。
3.お弁当作りのコツを教えてください。

私のお弁当作りのモットーは、「好きなものを好きなだけ」。お弁当は、何をどれだけ食べるかを自分で決めてよいという「自由さ」が魅力です。平日はフルタイムで働いていますので、午後の自分へエールを送る気持ちで、野菜をたっぷり使った元気の出るお弁当作りを心掛けています。
食材は週末にまとめ買いして簡単な下処理程度まで済ませておき、平日はそれをもとに何通りものおかずにアレンジできるような工夫をしています。例えば、
・薄味のきゅうりの塩もみ→酢の物、梅和え、じゃがいもに混ぜてポテトサラダなど
・茹でた青菜→お浸し、白和え、胡麻和え、ナムルなど
・薄味でさっと煮たささがきごぼう→きんぴら、ツナマヨ和え、混ぜごはんの具など
・塩味の豚肉のそぼろ→野菜のそぼろあんかけ、そぼろ丼、オムレツの具など
…というふうに、様々な味付けへと展開させることで、毎日飽きることなく、変化のあるお弁当を作ることができます。
お弁当のメインのおかずは、前日の仕事からの帰宅中、電車の中で考えます。「冷蔵庫に豚肉と刻んだ玉ねぎがあるから、今夜は生姜焼きにしようかな。味付け前にお弁当用に半分取り分けて、明日のお弁当はポークチャップにしよう」というふうに、むやみに食材を買い足さず、いま冷蔵庫にある食材の中で組み合わせるようにしています。
冷凍庫もフル活用。余り野菜をカットしたものや、下味をつけた肉や魚などが冷凍庫にあると、ちょっと食材が足りない時に重宝します。デパ地下で買ってきた揚げ物も幾つか冷凍保存しておき、メインのおかずが決まらない日や、たまには息抜きしたいなと思う日に使っています。
野菜をたっぷり使ったおかずがたっぷり詰まった、Junkoさんのお弁当。午後の自分へエールを送る気持ちで元気の出るお弁当作りを心掛けているとか。色合いもきれいで、見ているこちらも元気が湧いてきます♪
そんなJunkoさんのお弁当づくりのコツは、週末に食材をまとめ買いして、常備菜と下ごしらえをすること。Q3のお弁当づくりのところで、少しご紹介いただいていますが、一つの具材でも、工夫次第でいろいろなお料理に使うことができるんですね!こういうことを考えるのって、ちょっと楽しい!編集部もさっそくチャレンジしてみたいと思います☆