災害のニュースが流れる度に、「ペットたちは無事なのだろうか？」と心配になります。
避難先で不自由はないのだろうか、食事やトイレはどうしているのだろうか・・・。

ペットの防災についても、日頃から考えておくことで、いざという時に役に立つと思うのです。

やはり、食べることと共に切り離せないのが、おトイレ問題。
今回、非常時の備えとして、持ち運べるトイレを試してみることにしました。

「おでかけ猫トイレ」と「ハイパーウッディフレッシュ」。
いつもは、トイレに流せるタイプの砂を使っていますが、非常時は水が使えなくなるので、特に脱臭が重要。
こちらの猫砂は、固まることと脱臭に優れている商品のようです。

「おでかけ猫トイレ」を広げてみました。
内側がビニールコーティングされていますが、ビニール特有の匂いは少なくて、あまり気になりません。
また、思っていたよりも大きくて、大きめのネコでも問題なく使えそうです。

猫砂投入！
かなり粒の細かい砂ですね。
ネコにとっては、描きやすい砂と言えますが、おでかけ猫トイレは深さがないので、周囲への飛び散りが気になります。

8リットル全て入れて、ちょうど良い量に。
触った感じは、硬さといい重さといい、かなり砂っぽいです。

あえて、いつものおトイレとは違う部屋に置いてみました。
非常時には、おトイレの場所を選べませんからね。

え?と、もしかしておトイレだと気づいていない？
それとも、このおトイレが気に入らないのでしょうか？
二日ほど放置してみたのですが、ここで用を足すことはありませんでした。

いつものおトイレの横に置いてみることに。
普段のおトイレとは、形も素材も、砂の質も全然違うのがわかります。

やっと、おトイレと認識してくれたようです・・・。
ここに置いた途端、使ってくれました。
やはり、砂の飛び散りは否めないので、実際に使う時にはダンボールなどの中に入れると、目隠しにもなるし、砂の飛散防止にもなると思います。

備えあれば憂いなし。
そのためには、トイレとして使ってもらえるかどうか、そして慣れてもらうためにも、平常時に試してみたほうが良いですね。