身支度がグッとラクになる!洋服の定位置の決め方!

クローゼットでもタンスでも、はたまた押入れを利用した洋服収納でも収め方次第で身支度がラクになる場合があります。今回は洋服の定位置の決め方をご紹介します!どのように決めるのかを覚えて、取り出しやすく使いやすい洋服収納を考えてみませんか。

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目次

1:定位置はこうして決めよう!

定位置が決まれば散らかりません!

洋服をしまう場所、皆様はどうやって決めていますか?

取り出しにくい位置にあると戻すのが面倒になり、出しっぱなしにつながってしまいます。


乱れたクローゼットは全体を見渡せないため、手持ちの服を把握できず、常に着るものがない・・・となりがち。

まずは洋服や服飾小物を種類別に分け、種類ごとの使用頻度をよく考えてみましょう。


使用頻度とは、どのくらいの頻度でそれを使っているかということです。

毎日使っているものを使用頻度「高」、毎日ではないけれど1週間に1回以上使うものが使用頻度「中」、それ以外のものが使用頻度「低」となります。

2:使用頻度が高いものはこんな場所が便利!

すぐ手が届くゴールデンゾーンにスタンバイ

部屋着、冬場ならニットやコート、夏場ならTシャツなど、出かけるたびに手に取るものが使用頻度の高いものにあたります。

ストールやマフラー、帽子なども季節によっては使用頻度の高いものですね!


そんな毎日使うものは、手が届きやすい肩から腰の辺りの特等席に収納場所を設けましょう!

手を伸ばした先によく着るものがあれば、それだけで出し入れがとってもラクになりますよ。

クローゼットの場合は、吊るす収納がやはりラク。

両開きの扉の場合、開いた扉が干渉する両サイドより真ん中が取り出しやすい特等席となります。


戻す際に種類が混ざらないよう、バーに目印をつけておくと効果的。

コートはここまで、長袖シャツはここまで、その横はマフラー類・・・といったように種類を区切ることができて便利です!


私は大きな洗濯バサミをバーに留めることで目印にしています。リボンを結んでもわかりやすいですね。

引き出しの場合も同様、手が届きやすい最上段から腰の辺りまでに使用頻度の高いものを収めましょう。


肌着やTシャツ、カットソー類、ハンカチやベルトなど、自分にとってどれが使用頻度の高いものなのか意識してみると、自然としまう場所が特定できるようになります。

肩から腰より少し高い、目線の高さにあると便利なのがアクセサリー類です。


少し高い位置に並べたり、壁を利用して吊るしたりしながら取り出しやすく選びやすい工夫をしてみてください。

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3:使用頻度がそこそこなものは無理せず取れるように!

足元の空間を有効活用

一番取り出しやすいのは、手を伸ばした肩から腰のあたり

その次に取り出しやすいのは、足元のあたりです。


毎日は使わないけれど、近くにあると安心なものは足元の空間を利用してみましょう。

私は頻繁な洗い替えが発生しないボトムス類使用頻度の低いバッグなどを足元に収納しています。

出し入れが面倒くさくならないよう、掛けるだけや置くだけなど収納方法を工夫しています。

4:使用頻度の低いものはいざという時に備えて!

出し入れしやすく、でも邪魔にならない場所に

使用頻度が低いものは、出し入れが一番面倒くさい高い場所にしまってOK!


身長によっては足元より高い場所の方が取りやすいかもしれませんが、場合によっては脚立を使わねばなりません。そのひと手間が大変なので、高い位置が一番使いにくい場所とされています。


私はここに季節外のバッグや帽子、使用頻度の低いバッグ、冠婚葬祭用のセット、除湿剤や洋服カバーのストックを置いています。

さいごに

毎日の身支度を少しでもラクに、少しでもスムーズに行えるよう、洋服の収納場所を見直してみてはいかがでしょうか。


使用頻度から取り出しやすい高さを決める方法は、洋服だけでなくキッチンや靴収納など他の場所にも応用できます。


どこに収納しようかなと迷ったら、ぜひ使用頻度を考えてみてくださいね!

自然と定位置を導くことができますよ。

大木聖美さん プロフィール

大木聖美さん
取り出しやすく美しい収納を目指す、整理収納アドバイザー。
整理収納アドバイザー2級認定講師、ハウスキーピングコーディネーター、アロマテラピー検定1級。
横浜を中心に個人宅での収納コンサルティングを行いながら、整理収納関連のセミナー講師や執筆業を行っている。夫と子供2人の4人家族。
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