柳先生の「土」研究ノート 〜3 鉢花の植え替え〜

前回、アイリスオーヤマの試験場で培養土の比較実験の結果に満足した柳先生は、「ゴールデン粒状培養土」を使って鉢花の植え替えを始めました。

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目次

【鉢花の植え替え】

前回、アイリスオーヤマの試験場で培養土の比較実験の結果に満足した柳先生は、「ゴールデン粒状培養土」を使って鉢花の植え替えを始めました。

水はけの良し悪しが植え替えの目安です。

春は一番土を使う時期です。私のところでは鉢花の植え替えの真っ最中。5月中に入れば熱帯原産の植物の植え替えも始まります。

“植え替えの目安は、水がスッと入るかどうか。”水やりをしているとよくわかります。水が鉢の中にしばらくたまって、じわっと鉢穴から出て来るようなら、かなり根詰まり状態で、植え替えが必要です。

根は、水と肥料を吸い上げるだけでなく、空気を吸って生長します。水はけが悪くなると鉢の中の空気が少なくなって根が呼吸できなくなり、やがて枯れてしまいます。
順調な生長には、空気も大切な要素なのです。

団粒構造なので根が気持ちよく吸収できます。

限られた広さの容器栽培では、どんな土を使うかがとても大事です。私は植え替えに「ゴールデン粒状培養土」を使ってみました。“この土がいいのは、団粒構造になっていることです。”

粒と粒の間にほど良い隙間ができるので、水や空気の通りが良く、根は気持ちよく呼吸できます。実際に水をやると、スーッと鉢の中を通り抜けるのがよく分かります。【写真1】
余分な水は流れますが、必要な水や肥料はしっかり保持できるのも、団粒ならではの特徴です。

このことからも分かる通り、「ゴールデン粒状培養土」なら、根の生長に適した環境が簡単に実現できるのです。

袋を開けたらそのまま鉢へ。手間いらずで、大助かりです。

「ゴールデン粒状培養土」は水はけの良い土ですから、“鉢底土を使う必要がありません。袋を開けたらそのまま鉢へ。” [写真2]

特に私は扱う鉢花が多いので、手間が省けて大助かりです。最初は粒状でも、何度か水やりをしているうちに固まって、通気性や排水性が悪くなる土があります。その点「ゴールデン粒状培養土」は、繰り返し水やりをしても理想的な団粒構造を維持します。

何年も大切にかわいがってきた鉢花を、植え替えた土のせいで、枯らしてしまうことがよくあります。土選びは慎重になってください。

夏のコンテナは種から育てよう、「ゴールデン粒状培養土」で種まきに挑戦!

八重桜が散り始めたら、アサガオやサルビアなど、一年草の種まきの時期です。一粒の種から花を咲かせる感動を体験しましょう。

直径7.5cmぐらいのポリポットにゴールデン粒状培養土を入れ、平らにならします。
表面を軽く湿らせたら指先でくぼみをつけ、タネを3,4粒まいて、上から培養土を軽くかぶせます。(厚くかぶせすぎないように注意)

発泡スチロール製の浅い平箱(水はけ穴のないもの)にポリポットをぎっしりならべ、1cmくらいの深さに水を張ります。ある程度日があたる軒下などで芽生えさせると、たくましく成長します。水がなくなったら随時足します。

目が出そろったら、平箱の底に穴をあけて水を抜きます。土の表面が乾いたら、今度は上から静かに水をやります。本葉が出たら、元気な芽生えを1ポットに1本残すように間引き、日なたで育てます。

葉の数が6,7枚になったら、植え付けの適期です。お気に入りのコンテナに定植します。ゴールデン粒状培養土は成長がいいので、植えるときは間隔を広めにとってください。肥料は1週間に1度ぐらい、薄めた液肥を与えます。

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