第1回:プランター

お花を植えたり、野菜を植えたり、何気なく使っているプランターですが、よくよく注目してみると実に様々な種類のプランターがあることに気付くでしょう。
第1回となる今回は、実は深〜いプランターの世界をお見せしましょう。

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目次

プランターについて

プランターの素材

プランターにはたくさんの種類が存在します。その中でもプランターを選ぶ際に重要なポイントとなるのは、素材です。その特徴を見てましょう。

■素材:プラスチック樹脂

【特徴】軽くて壊れにくくデザインやサイズも豊富でとても使いやすい素材と言えます。しかし、水を通さない素材なので土が乾きにくくなるので、水やりには注意が必要です。プランターの底は水はけを良くするためにネット状になっているものや、スノコのパーツがセットになっています。
また、直射日光が当たる場所に置くと、粘土でできたプランターより、プランター内の温度が上がりやすいので、注意が必要です。

■素材:木

【特徴】プラスチックやテラコッタなどに比べると耐久性に劣りますが、通気性に優れています。しかし、プランター自体が重いものが多く、土を入れると動かせない場合も。移動する場合も考えて、自分で運べるサイズのプランターを選ぶようにしましょう。

■素材:陶器・素焼き・テラコッタ

【特徴】粘土を焼いて作るプランターです。素焼きやテラコッタは、小さな穴がたくさん開いていて、この穴から水分が蒸発するので、通気性・通水性に優れています。
テラコッタは約1300度の高温で焼いているので割れにくく丈夫ですが、鉢の厚みがあるので素焼きと比べるとやや通気性に劣ります。
また、釉薬をかけてあるタイプのプランターの場合、通気性・通水性に劣るので水の管理には注意が必要です。

プランターのサイズ

栽培する野菜によって、適したプランターのサイズというものがあります。サイズは育てる野菜に合わせて選びましょう。

■サイズ:深さ15cm〜20p

【適した野菜】主に葉を食べる野菜など(ホウレンソウ、チンゲンサイ、ラディッシュ等)

■サイズ:深さ20cm〜25p

【適した野菜】主に実を食べる野菜などいろいろな野菜に(ミニトマト、キュウリ、エンドウマメ、シソ、ミニニンジン等)

■サイズ:深さ25p以上

【適した野菜】主に根などの土の中の部分を食べる野菜(ジャガイモ、ダイコン、ゴボウ、ナス等)

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