パンジーやビオラが出てくるまでのこの時期に、秋を感じられるような寄せ植えを・・・。
いつも寄せ植えを作る時には、カラーから考えることが多いのですが、今回はシラサギカヤツリを使いたくて、野花を生けたような寄せ植えにしようと思いました。
初雪かずらが紅葉したものも見つけたので、赤い葉と相性のいい紫系を組み合わせてシックな寄せ植えにしました。
色を決めてしまえば、それ以外のものは見ないようにして(笑)
レッドとパープルの中から、今度はフォルムやテクスチャーの違う葉や花を探します。器はナチュラル感が出るようにウッドのボックスにしました。
今回の植物
準備する道具
鉢の底に敷くことで、鉢の中の通気性・排水性を向上させる鉢底石です。
作り方
【1】茶色のままでもステキなのですが、今回は花のシックさ生かすためにアクリル絵の具でペイントしました。ペンキでもよいのですが、私は、速乾性であり、重ね塗りが楽で低価格なアクリル絵の具をよく使います。刷毛よりはスポンジがオススメ。ベッタリと塗らないで、ササッと軽くこすれる感じで塗るとナチュラル感がでますよ。
まずはブルーグレイを塗ります。
【2】1色目が乾いたらアイボリーをさらにかすれるように重ね塗りします。
塗り終わりはこんな感じです。内側は塗らなくてもOKです。
【3】鉢底の石を2センチほど入れて、培養土を3分の1ほど入れます。
根をかるくほぐして、根鉢の上の部分を押し下げます。
【4】こんもりと茂るように自然な感じを出して植物を置き、培養土を入れます。
仕上げにマルチングもかねてよりナチュラル感が出るように、グリーンモスをのせて完成です。
完成!
完成です。花柄はしっかりとってメンテナンスしてくださいね。
早坂ひろみ先生のプロフィール
ガーデニングプロデューサー。
結婚を期に仙台へ。庭つきの一軒家に住むようになってからガーデニングに目覚め猛勉強。
その後、専門学校の講師、ガーデンショップの企画、
ホームセンターの商品部への勤務などを経て、現在に至る。スクールの講師、ガーデンデザイン、イベントでの講演など宮城県を中心に活躍している。
朝の情報番組『ウォッチン!宮城』にも出演中!!
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