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シクラメンで始めるガーデニングライフ

鉢花としてはもちろん、お部屋のインテリアとして、シクラメンを楽しみませんか?
今回は、シクラメンの育て方からアレンジの仕方まで大特集します。

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目次

シクラメンの育て方のコツ

花の少ない冬に、華やかに咲き続けるシクラメン。 品種改良が進み、戸外でも楽しめる寒さに強い品種や、ミニサイズのシクラメン、甘い芳香を放つ品種など、様々なシクラメンが出回るようになりました。そんなシクラメンの花を、できるだけ長く楽しむコツをここでご紹介します。

【シクラメン】

カテゴリー:多年草/サクラソウ科
草丈:25~50cm
花期:10月中旬~4月
生育適温:10~20℃
花色:赤、ピンク、白、赤紫など

<シクラメンの年間栽培スケジュール>

丈夫な株の見分け方

きれいな花を長く楽しむために、まずは株選びが大切です。どの株がよい株かを見極めて購入しましょう。

【ポイント1.葉の枚数が多く、イキイキしている】
シクラメンの葉は、株を生育させ、花芽を作る役目をもち、葉数が多いほどたくさんの花がつきます。 さらに、水みずしくパリッとした手触りの葉であることもポイントです。

【ポイント2.葉の大きさがそろっている】
一部の葉が小さいなど、葉の大きさにばらつきがある株は、肥料切れを起こしている場合があります。

【ポイント3.葉と花のバランスがよい】
葉と花のボリューム、花首の長さなど全体のバランスが整っている株を選びましょう。花首が伸びすぎていたり、葉数が少なすぎるような株は避けましょう。

【ポイント4.花の色、形が美しい】
花に白色や褐色の斑点があるものは病気にかかっています。鮮やかな花色のものを選ぶとともに、花弁が反り返り、上向きにピンッ!としている形のものを選びましょう。

【ポイント5.蕾の数が多い】
長く楽しむため、中心部の株元付近に新しい蕾がたくさんついた株を選びましょう。

開花中の管理

<置き場所>
シクラメンは、直射日光ではない明るい光を必要とし、涼しい場所を好みます。昼間は、日の差し込む明るい窓辺に置きましょう。 日の当たらない環境に長く置くと、生育が悪くなり、花姿がくずれるので注意が必要です。 また、シクラメンは比較的寒さに強い植物です。夜間、2~3℃になってもほとんど問題ありません。

【Q】シクラメンが苦手な場所は?
【A】シクラメンは暑さが苦手です。20℃以上になると葉が黄色になったり、花が傷みます。

<水やり>
週に2~3回、鉢土の表面が乾いたら、葉や花、球根にかからないように水を与えます。 水がかかると、灰色かび病などの病気になったり、球根が腐ってしまうことがあります。

~水やりのポイント~

1.鉢受け皿にたまった水は捨てる。

2.底面給水法がおすすめ!

【Q】葉や茎が垂れて、元気がなくなったら・・・?
【A】水切れをおこしています。茎をまっすぐに起こして、鉢ごと新聞紙で包みましょう。 そして、鉢がすっぽり入る大きさのバケツに入れて、鉢の高さの3分の1くらいまで水を入れます。 水が十分に新聞紙にしみ込んだら、受け皿にのせて2~3時間置きましょう。こうすると、株の姿が乱れずによみがえります。

<肥料>
シクラメンの開花中は、肥料が欠かせません。肥料は、液体肥料か、緩効性の固形肥料を置き肥として使いましょう。

~肥料の与え方~
開花中に…
・規定の容量に薄めた液体肥料…週1回
または
・緩効性の固形肥料…月1回

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開花後の管理

<花後の処理>
咲き終わった花やしおれた葉は、茎の根元をつまみ、軽くねじるようにして抜きましょう。

<夏越しと植え替え>
翌年も花を咲かせるためには、夏越しがポイントになります。 夏越しの方法には、休眠法と非休眠法の2種類あります。

休眠法

休眠法は、葉を全部枯らせて休眠させた状態で夏越しさせる方法です。
5月下旬から徐々に水やりの回数を減らし、6月中旬~下旬に水やりを完全に中止します。 雨の当たらない日陰で、風通しのよい場所に移動しましょう。 カラカラに乾いた葉は全て切り取りましょう。

~休眠株の植え替え~
夏越しした株は、9月中旬~10月上旬に植え替えを行います。

<手順>

1.根を傷つけないように鉢から引き抜き、古い土をすべて落とします。

2.古い根を3分の2程度カットして、球根の上半分が地表に出るように植え付けます。

3.植え付け後は球根に水がかからないように、たっぷりと水を与えましょう。このまま少しずつ水やりを再開します。また、日当たりの良い場所に移動しましょう。

非休眠法

非休眠法は、夏に休眠させずに葉を残して夏越しさせる方法です。 水やりは継続して行いますが、控えめにします。 雨の当たらない日陰で、風通しのよい場所に移動しましょう。

~非休眠株の植え替え~
4~5月上旬、または9月に植え替えを行います。 鉢土が乾いてから植え替えしましょう。 手順は、休眠法と同じです。

おすすめアイテム

シクラメン、こんな楽しみ方もあります!

シクラメンを室内でもっと楽しむために、新しい楽しみ方にチャレンジしてみませんか? シクラメンの魅力を活かしたユニークな楽しみ方を『真海先生の季節を感じる寄せ植え教室』でお馴染みの真海真弓先生にご紹介していただきました。

真海真弓先生

真海真弓先生
福岡県生まれ。JanePackerにて5年間勤務後フリーのフラワーデザイナーに。 神奈川県にてフラワーアレンジメント教室を主宰。 雑貨を使ったセンスある寄せ植えやお庭が雑誌などでもたびたび紹介されています。

以前はおとなしい印象のシクラメンが多かったですが近年、生産農家さんの努力によりバラと間違うほどのフリルの花びらや、アンティークな色合いの花びら、咲き方も様々なタイプの物が多く出ています。

また、鉢植えだけでなく地植えもできるガーデンタイプも親しまれており、冬の寂しいガーデンでも彩りを添えてくれます。 今回は、ちょっと珍しいシクラメンにスポットを当てて、室内での楽しみ方などお話いたしましょう。

真海先生のおすすめ シクラメン

シクラメンの花を摘み取って、お気に入りの花瓶に生けてみませんか? 優美なその姿は、存在感のあるインテリアになるはず。 一輪挿しや、花だけのブーケアレンジは、シクラメンの花の持つ新しい魅力を引き出す楽しみ方です。

プリマドンナゴールド

花びらにドレスのすそを連想する豪華なフリルが入っています。同じ品種の物でも株によって色合い、花の形が若干変化があります。

カンパーナゴールド

まるでウェディングドレスの様に豪華なフリルたっぷりの花びらは圧巻です。

おすすめアイテム

シクラメンの楽しみ方

鉢のまま飾る場合はお好みの鉢カバーなどで変身させてみましょう。 お気に入りの布や包装紙を巻くだけでもぐっと雰囲気が変わりますよ。
今回はお花を数本カットして切り花と同じように室内でも楽しむ方法をご紹介します。

試験管の連結した花器を使った小さなコーナーの花あしらいです。 ご家庭にある瓶を沢山並べてもOKです。

シクラメンだけでなく、お庭の枝や、葉物もあわせてみましょう。リズミカルにポンポン並べるイメージで楽しみましょう

5-6本ほどカットして手の中で束ねます。小さな花束を作りお気に入りのおリボンでおめかし♪
アンティーク風のボトルに飾るとさりげないけど特別感のある花あしらいの出来上がりです。もちろん、普通の花瓶でも可愛らしいですよ。 とっても簡単なのでぜひお試し下さい。

切り花として楽しむためのポイント

【ポイント1.花が咲いてから切りましょう。】
開花後に切った方が、よりたくさんの水分を吸収し、花色が鮮やかに出ます。

【ポイント2.生ける前に水の中で茎を切りましょう。】
清潔な花ばさみで切り取ったら、すぐに水の入ったバケツなどにつけます。 そして、生ける前に、水中に浸した状態で茎を斜めに花ばさみで切ります。これを「水切り」といいます。
切り口から空気が入るのを防ぎ、斜めに切ることで水分を吸水しやすくします。

【ポイント3.直射日光のあたる場所を避け、涼しい場所に置きましょう。】
暑さから守ることが、長持ちさせるコツの1つです。

【ポイント4.毎日新しい水に替えて清潔に保ちましょう。】
水を替える時に、茎がぬるぬるしていたら洗い流しましょう。
また、その都度水切りすると長持ちします。
さらに、切り花延命剤を使うと良いでしょう。

シクラメン豆知識 ~花言葉~

有名なものでは『内気』『はにかみ』『嫉妬』の3つが有ります。 いくつも花言葉が有るのはギリシャ神話やキリスト教の教えにより作られ方が様々だからです。 例えば『はにかみ』は原産地イスラエルの伝説に由来しています。
イスラエルの王ソロモンは王冠に花の形をデザインしようとして多くの花達にお願いするのですが 全ての花に断られます。失意の王に優しい声をかけたのがシクラメン。 そんなシクラメンを王は気に入り王冠にシクラメンをデザインしました。 その時シクラメンは恥じらい、はにかんだ姿を見せたそうです。この神話からシクラメンの花言葉は『はにかみ』となりました。
『内気』は花の形がうつむいたように見えることから生まれたものです。
『嫉妬』は赤のシクラメンの花びらが炎を連想することから生まれた花言葉です。
言葉にできない気持ちをシクラメンの花言葉に載せて伝えてみるのもロマンティックですね。

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