第3回 飾り棚の設置Aとベースの完成

今回は第1回で設置したルーバーラティスの下部分のコンクリートを隠します。

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目次

今回は第1回で設置したルーバーラティスの下部分のコンクリートを隠します。
サイズを合わせたベニヤ板を立てかけるのみですので簡単な作業です。
コンクリート部分を隠すことで、ベランダ独特の無機質さがなくなって、がらっと雰囲気が変わりますよ。
仕上げに、お気に入りのガーデンファニチャーを設置すれば、いよいよベースの出来上がりです。

準備するもの

【ベニヤ板・木材】
壁面に立てかけて使用します。明るすぎる色は安っぽく見えるので、濃い目の色を選ぶと良いでしょう。

【ガーデンテーブル・椅子】
ベランダの広さに合わせて大きさ・素材、色などを選びましょう。
ディスプレイ用としての他に、実際の作業台としても使えます。

【コンクリート用のフック・ヒートン・針金】
飾り棚の固定に使用します。 ホームセンターにいろいろなタイプが売られていますので場所にあったものを選んでください。
写真のタイプのコンクリート用のフックは壁に穴をあけることになりますのでお住まいで使用できるかどうかを確認をしてください。

STEP1

コンクリート部分のサイズにあったベニヤ板を立てかけます。
いずれ植物が入ってからまた色を変えるか、何かを貼り付けるかをしようと思いますので取り外しやすいように設置しています。

奥の突き当り部分は雰囲気を変えるために、ベニヤ板を置いた前に木材を立てかけています。
これは以前のベランダガーデンでも使用していたものです。

木材も固定はしていないので、倒れてこないように、前に小さな棚を置きました。

STEP2

手前にある、壁に立て掛けていただけの手作りの棚をしっかり立たせるために固定します。

コンクリート用のフックを壁に取り付けます。写真のタイプのものは壁に穴をあけることになりますのでお住まいで使用できるかどうかを確認をしてください。

棚にもヒートンを付けて、針金で固定します。輪ゴムは針金が抜けないように巻きつけています。
倒れてこないように2箇所ほど固定しています。

STEP3

最後にガーデンテーブル、椅子を入れます。
ベランダの広さに合わせて大きさ、素材、色など選びましょう。
※避難口を塞がないように注意して設置してください。

奥に設置したラティスと同系色にしています。こうすることで統一感を出すようにしています。
ベランダガーデンはもうひとつのお部屋。
自分のお気に入りの場所になるようにお気に入りのモノでまとめて居心地の良い素敵な空間にしましょうね。

今回の作業のまとめ

ベニヤ板と木材を使って、ラティスや飾り棚でも隠しきれない壁の部分をカバーしました。
この板は、植物を飾った際に雰囲気を見て色を変えたり、新たに装飾したりする場合がありますので固定はせずに、すぐに取り外せる状態にしておきましょう。

また、飾り棚をしっかり固定して、ガーデンテーブルと椅子を設置しました。

これでベースの作業は完成です。植物を入れ始める前に、全体のバランスをチェックして、ラティスや棚がしっかり固定されているか確認をしてくださいね。

壁面

before

after

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after

全体像

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次回は、上の写真の雨どい(@)の部分にアイビーなどの植物を這わせる準備を行います。いよいよ植物も入れ始めます!ベランダが素敵なお庭に変身していきますよ。お楽しみに!

アドバイスをしてくれたのはこの方

真海眞弓先生

福岡県生まれ。JanePackerにて5年間勤務後フリーのフラワーデザイナーに。神奈川県にてフラワーアレンジメント教室を主宰。 雑貨を使ったセンスある寄せ植えやお庭が雑誌などでもたびたび紹介されています。
人気の教室は、レッスン後ガーデニング談議にも花が咲き、
寄せ植え教室も開催中(不定期)。

真海先生にとってベランダガーデンの魅力とは?

誰もが忙しい昨今、ふと窓の外に目をやると木々がそよぎ優しいグリーンやお花の色が気持ちを癒してくれます。 殺風景なベランダでも、あなただけのお庭に変身させることは可能です。
手を加えるほどお庭は成長していき、毎日の生活に四季を楽しむゆとりが生まれるでしょう。

そんな素敵なベランダガーデンをぜひ多くの方に楽しんでいただきたいですね。

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