冬の間休んでいた、お庭のお手入れ。春の足音とともに、毎年悩みの種の“雑草”が生えてきます!抜いても、抜いても生えてくる雑草。毎日雑草と戦うのは大変ですよね。そこで、今回は生える前と生えてしまった後の雑草対策をご紹介!今から対策をして、春でも雑草のないキレイなお庭にしましょう♪
雑草とは?
雑草とは、一般的に人間の生活している土地に発生して良くない影響を与える植物のこと。しかし、ガーデニングにおける「雑草」とは何なのでしょうか。雑草も、時には自然の緑や花として庭に彩を添えます。でも、そのままにしておくと、せっかく育てたい植物の生長に良くないこともあるのです。
種類と影響の例
スズメのテッポウ
病気の媒介虫の越冬場所となる
メヒシバ
他の植物の生育を阻害する
ワルナスビ
生長を抑制する病気の宿主となる
ヤドリギ類
病気の媒介虫の越冬場所となる
イネ科植物
花粉症の原因となる
雑草と呼ばれる植物の特性や及ぼす影響を知り、的確な雑草対策を行いましょう!
なぜ雑草が生えるの?
雑草は、人間が生活している場所にも生えることができるよう進化を重ね、いわゆる「雑草魂」を身につけています。たとえば、花が咲いてから実がなるまでも短く、寿命も数年〜数十年に及ぶ場合もあります。引っこ抜いたとしても、根っこが生きていればまた生えてくるものも・・・
しかも、種も軽いものが多く、風や鳥などによって遠くへ移動できるため、どんどん勢力範囲を広げていきます。なので雑草を防ぐのはとても大変なのです!
アイリスオーヤマの商品開発担当者に聞きました!
Q.雑草を生やさない対策をするとしたらいつがいいですか?
A.3月中がおすすめです。
場所にもよりますが、雑草の根っこの温度が上がってくる前に、防草砂や防草ジャリを敷いておくと雑草が生えにくくなるのでおすすめです。 また、防草砂を敷く場合は、霜柱がある時期は防草砂が割れてしまうので、暖かくなってから行いましょう。
Q.雑草が最も生える時期はいつですか?
A.やはり気温が高い7〜8月が一番生える時期となります。
その頃に草むしりなどの対策を行うと熱中症の可能性が高くなりますので、春先の雑草が生える前に対策をするのがおすすめです。
生える前の雑草対策
あなたはどんな雑草対策を計画していますか?生える前から少しでも雑草の量を減らすことはできないのでしょうか?今の時期にしか行えない、雑草が発芽する前の“生やさない”対策で、手間を最小限にしましょう!
防草砂 7L/10L
お庭にまいて、水をかけるだけで表面が固くなり、雑草の成長を抑制します!植物の近くで使用しても、雨水を地下に通します。
防犯・防草のジャリ 20L/40L/60L
お庭に敷くことで雑草の種が土に触れにくくなり、防草の効果があります。(商品中に防草剤等の薬剤は一切含まれておりません)石が空気を多く含んでいるので保湿効果があり、土の中の温度低下を防ぎ冷害の予防としても活躍します!また、踏むと「ジャリジャリ」と大きな音が出るので、手軽に防犯対策ができます。
生えた後の雑草対策
春〜夏にかけて庭の雑草を放っておくと、草だらけなんてことがありますよね。本当だったら生える前に対策しておきたいところですが、生えてしまったら後の祭り・・・でも、自分の力で草むしりを行おうとすると途方もない労力と熱中症の危険もあります。生えた後の雑草対策として、除草剤に頼ってみるのもいかがでしょうか?
除草剤は、さまざまなタイプの薬剤がありますので、よく検討の上、ご使用下さい。もし、除草剤を使う場合は、お子さんが遊んだりしない場所や、ペットが来ない場所に使用するようにしましょう。
速効除草剤
自分が好きな植物は大切に育てたいですよね。
雑草の種類やが害例、その対策をよく知り、土や他の植物へやさしい環境を今から作っていきましょう!