アオイ科

特徴
マローの中でも最も一般的なコモンマローは、別名をウスベニアオイといい、夏に紫がかった濃いピンク色の花を咲かせます。この花でハーブティーを入れると美しい青色になりますが、レモンを入れるとその青色がピンク色に変わるため“夜明けのティー”、または“サンライズティー”という素敵な名前が付いているそうです。
コモンマローの他には、かすかにジャコウの香りのするムスクマローという品種もあります。
育てやすさ :★★★★☆
温度発芽温度:15〜25℃
株間 :50cm前後
栽培カレンダー〔関東基準〕
病害虫
特になし
ワンポイント
・寒さに強いので育てやすく、こぼれ種でも増えるほど丈夫なハーブです。種まき、挿し木、株分けなどで簡単に増やすことができます。
・日当たりが良く、水はけの良い場所で育てましょう。
・マローは直根性の植物で、太く長い根を持ち、移植を嫌います。できるだけ直まきで育てましょう。
・花や込み合ってきた枝は、なるべく摘み取ってしまう方が、その後の生長や花付きが良くなります。
・花を収穫するときは、朝のうちに摘み取って、乾燥させて保存すると良いでしょう。
栄養分
ハーブティーにして利用されることが多く、喉の痛みや炎症を鎮める効果があるとされています。また若い葉や芽は湯がいてサラダやスープなどに、花もエディブルフラワー(食用の花)として、サラダに散らすなどして利用されています。
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