さて、前回で種まき準備が整ったので今回はいよいよ種まきを行います!
種をまく前に発芽率を良くするため、トレイに水を染み込ませたキッチンペーパーを敷きその上に種を置きます。

これを冷蔵庫に入れ、約15日後に冷蔵庫から取り出します。後は室内で発芽するまで待ち(私の場合は9日後に発芽しました)、発芽すれば準備完了です。
「つる性野菜で目隠し家庭菜園」を行うに当たり、何の野菜を育てるかが重要なポイントとなってきます。
今回は、「グリーンピース」
と「エンドウ」
を育ててみようと思います。
なぜキュウリやゴーヤなどのメジャーなつる性野菜ではなく、グリーンピースやえんどうを選んだと思いますか?
実はこの2つの野菜、目隠しとしての役割もしっかり果たすうえに、生長が早いんです!
東北では、キュウリを育て始めてからグリーンカーテンと呼べるようになるまで、およそ2ヶ月もかかります。
6月下旬にならないと目隠し出来るほど生長しないので、4月下旬に目隠しとしての生長が期待できるエンドウが良いのです。
この2つの野菜がしっかりと目隠しとして生長するかは、お楽しみに。
それでは改めて、種まきを行っていきましょう。
まずダンボールなどで、プランターに入っている土をならします。
次に種を植えるための溝を作り、そこに種を植え込みます。
最後に土を両側からかけ、山を作ります。
しっかりと水を与えれば、グリーンピースとえんどうの種まきは終了です。
今回の栽培に使用しているゴールデン粒状培養土ですが、水を与えると・・・
まず、色の違いに気づきましたか?
水を与えたかどうか、与えるタイミングが分かりやすいのがこの土の特徴です。水を含んだことで土が膨らみ、種により良い水分の環境が整いました。
Dr.義明の呟き
こちら宮城はまだ肌寒い風が吹いています。
そんな寒い日でも、日中は太陽が出ていれば少し暖かいので、ジャガイモを天日干ししました。
ジャガイモたちに、そっと芽が出てきて何だか少し春を感じます。
★Dr.義明とは・・・?
農業改良普及員の園芸・育種に関する2つの免許を持つなど家庭菜園・ガーデニング共に精通されています。 また、造園業者で3年、ガーデンセンターで6年、アイリスオーヤマで23年と園芸に関して32年もの間携わってきた実績もあり、正に園芸業界のスペシャリストです。 子供の頃に育てたサボテンが1番好きだと話すDr.義明。親しみやすく明るい性格で、みなさんの疑問にも分かりやすく回答していただけます。