ゴマ科

特徴
ゴマは、色の違いにより白ゴマ、黒ゴマ、茶ゴマに分かれます。最も油分が多いのが白ゴマ、香りが高いのが茶ゴマ、そして一般的に食され、家庭菜園でも作りやすいのが黒ゴマと言われています。
育てやすさ :★☆☆☆☆
温度発芽温度:20〜30℃
株間 :20〜30cm
栽培カレンダー〔関東基準〕
病害虫
モザイク病、青枯病、アブラムシ、ヨトウムシ、スズメガの幼虫、アゲハチョウの幼虫、カメムシ
ワンポイント
・原産地は、インド、エジプト、アフリカのいずれかと言われ、乾燥した暑い気候を好みます。日本で栽培する場合は、水はけの良い土を利用して多湿を避けましょう。
・種まき後、土は薄くかけます。
・密生すると、茎が細くなり倒れやすくなるので、間引きをしっかり行い、加えて土寄せもしましょう。本葉が5〜6枚のときに1本立ちするように、1〜2度間引きを行いましょう。
・ゴマは、1.5m近くまで生長します。倒れやすい場合は、支柱などを立てるのも良いでしょう。
・下から花が付き、開花後莢が付きます。一番下の莢がはじけたら、株元から切り取りましょう。その後1週間ほど、雨の当たらない場所で、数株ずつ束ねて立てかけ、追熟させます。このとき、葉は取り除いてしまって良いでしょう。
・大部分の莢がはじけたら、1束ずつ棒でたたいて種子を落とし、シートに広げてよく乾燥させましょう。
栄養分
ビタミンB1、ビタミンE、カルシウム、鉄、食物繊維を多く含み、まさに健康食品の代名詞です。有名なゴマリグナンは、高い抗酸化力を持ち、病気や老化の抑制に効果があります。また、コレステロール値を下げる効果もあるので、動脈硬化の予防にも役立ちます。
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