セリ科

特徴
日本原産の野菜で、葉が3つに分かれているところから名付けられました。
ミツバは栽培の違いで、切りミツバ・根ミツバ・糸ミツバ(青ミツバ)の3種類に分かれますが、香りは根ミツバがより高いと言われています。
育てやすさ :★★★☆☆
温度発芽温度:15〜20℃(一日の中に温度の変化がある方が発芽しやすい)
株間 :3〜5cm
栽培カレンダー〔関東基準〕
病害虫
白サビ病、ベト病、立枯病、アブラムシ
ワンポイント
・種はまく前に一昼夜水につけておくと、発芽しやすくなります。
・発芽に光を必要とするため、種をまいたら土はごく薄くかぶせましょう。
・本葉が2〜3枚になったら、株間3〜5cmに間引きをしましょう。多少密植気味でもよく育ちます。
・冷涼な気候を好み、多湿・低温な環境でも大丈夫ですが、乾燥・暑さには弱い特徴があります。また、多少の日陰でもよく生長します。
・草丈が15〜25cmくらいに生長したら、株元を高さ2〜3cmほど残して切り取り収穫します。ミツバは再生力が強いので、切り取った後の株からまた収穫することができます。
・乾燥させたり加熱をしすぎたりすると香りが減ってしまうので、保存するときはラップや濡らした新聞紙などに包んで乾燥を防ぎ、調理のときは加熱の最後に入れるようにしましょう。
栄養分
緑色の葉の部分に多く含まれているビタミンAは、目や皮膚の粘膜を保護し、視力低下や肌荒れを防止する効果があります。
ほかに、ビタミンC、カルシウム、鉄分などが豊富に含まれています。
また、ミツバの香りの成分は、神経を鎮める作用があり、ストレスをやわらげ不眠症を改善したり、食欲増進に効果が期待できます。
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