風の吹き抜ける心地良い場所 #144 ももままさん

パーゴラやアーチ、シーティングアーバーなどもあり、広々としたお庭作りをしている、ももままさん。

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目次

「風が通り、小花が揺れ、高原でゆったり気分」を感じて貰える様にと、庭を眺めながらくつろげる空間も沢山作ってます。

春の風景

4月の庭の様子です。バラの葉っぱがもりもりしてきました。右を向くと物置小屋があり、入り口の白い扉は、家の改装時に不要になった建具を使って主人が作ってくれました。デザイン、ペイントは私が担当です。扉前のディスプレーは季節に応じて替えています。

黄色のミモザに比べて少し遅めに咲くクリーム色の柳葉ミモザも開花。このお花が咲くといよいよ春本番です!! 花友さんに作っていただいた可愛いとんがり屋根のお家は、イオノプシジュームが満開の所に飾ってみました。
新緑がまぶしいシーティングアーバー回り、右はヤマボウシとバイカウツギ、左はモミジです。

クリスマスローズもピークになり、北側でも健気に咲いています。春の野草もいろいろと咲いていて、素敵な名前の「二人静」やエビネランなどなど。横の石臼には主人が育ててるメダカちゃんが泳いでいます♪ ジューンベリーも満開の時を迎えます。

4年目のクレマチス・モンタナもピークを迎えます。今年も何とか夏を乗り切ってほしいなァ〜〜
板塀の向かって右側ではピンク オオデマリが咲き始め、まだまだ蕾を付けています。額縁コンテナではティアレラが朝日に輝いています。

バラの開花

4月末からは1ヶ月間のオープンガーデンが始まります。メインガーデン入り口のアーチではセリーヌホレステイエがお迎え。パーゴラ上には、我が家のメインバラ、ポールズヒマラヤンムスクで、こんな風に屋根が出来ました♪ その下のピンク色はポールネイロンです。

北側の掃き出し戸前の白八重モッコウバラを、白い板塀には少し遅咲きのブルーランブラーを誘因しています。白万重も開花のピークを迎えました。

遅咲きの安曇野とブルーエンジェルが咲き出して上のアーチにも絡んできています。アーチにはセミュとブルーエンジェルとエリオスティモンが絡んでます。お友達の所から挿し木したラバテラは優しい色で可愛い。東ボーダーガーデンの足元のバーベナ リギタも満開です。

夏の花へ

庭のメインはすっかり大好きなアジサイにバトンタッチ。いい木陰を作ってくれる西洋ニンジンボクの花は涼しそうで大好き〜!

デッキから見える北側はアジサイ ミカコ と ピンクアナベル。上のバラはピンクメディランドです。
ピンク色のユーミーツギャザーは、買った時はブルーでしたが、我が家の庭は冬場牛糞を敷き詰めるので(アルカリ性に)数年前からピンクになってしまいました。アジアンビューティも花を付けました。

白い花、ブルーの花が爽やかに咲いています。切花は小瓶に挿して楽しみます。

秋の表情

いつの間にか、庭はすっかりと秋仕様に。サラシナショウマ、シオン、そしてヤブラン。

秋バラもきれいに咲いています。中には絶え間なく咲いてくれるバラも。ミモザの木の足元に咲くのはアメジストセージ。コスモスもたくさん花を咲かせています。

ますます秋は深まり、木々が紅葉してきました。手前は山ボウシで奥に見えるのはモミジ。筑紫イバラのヒップも見られるように。頂きもののネリネは4つの花芽を見せてくれました。植え替えやバラのお手入れなど、冬の庭仕事が始まります。

プロフィール

ももままさん

住まい
一戸建て
ガーデニング歴
25年
お気に入りの植物
ビオラ・カスミソウ・ビスカリアなど一年草の小花、山野草全般、そしてもちろんバラとクレマチス(バラはここ3〜4年、一重の小さい原種系が好き)
ホームページ
のんびり庭日記

編集部より

パーゴラやアーチ、シーティングアーバーなどもあり、広々としたお庭作りをしている、ももままさん。穏やかに時が流れ、木々や花たちもゆったりと過ごしているように感じます。年に一度のオープンガーデンの期間は、たくさんの方が訪れるそうです。パーゴラやアーチから降るように咲くバラたちは本当に華やかですが、どこか素朴さや優しさもあるような、それがももままさんのお庭の魅力なのでしょう。植物ひとつひとつが、生き生きと育つ姿をこれからも楽しませてくださいね。

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