大好きな花に囲まれた場所に。スペースを生かした庭作り #139 haiziさん

駐車場の車2台分と玄関先のみのお庭スペースですが、レンガやフェンス、それを彩る可憐な花々の、表情豊かなコラボレーションがたっぷりと楽しめます。

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目次

我が家の庭は、車2台分の敷地と玄関先だけのスペースです。長い間、鉢植えだけで楽しんでいたガーデニングでしたが、2013年にリニューアルし、コンクリートガーデンから脱却! 憧れのレンガ敷きにして花壇も作り、地植えを楽しめるようになりました。
フェンスの壁面を飾ったり、木を植えて成長を喜んだり、それまで出来なかった事を楽しみながら、この小さな庭を日々耕しております。

駐車場ガーデン

マイカーをコの字に囲む様に作られた、真南を向いた完全オープンの駐車場ガーデンです。
西側のフェンスの下は奥行き50センチの花壇が南北にあり、ココは宿根草のエリアにしました。
色味は基本的に白・黄色・青系でまとめ、一年草の鉢植えを花壇に忍ばせる等して季節の変化を楽しんでいます。

駐車場奥には、15センチ幅の花壇が東西に細長く伸びてます。狭い庭なので、なんとか少しでも地植えがしたいとレンガを敷かずに残しました。
西側フェンスの反対側にはメインの花壇があり、ココは宿根&一年草のエリアです。玄関先に面していますので、明るく来客を迎える為にも色彩を楽しむ事にしています。

バラの季節

CLブルー・フォー・ユー、テディベア、絞り咲きクロード・モネ、ジュード・ジ・オブスキュア・・・小さな庭スペースに、27種類のバラがひしめき合っています。
まだまだバラ歴はひよっこレベルですが、わずかながらも春から秋に向けて咲くバラにうっとりさせて貰っています。バラには気持ちを豊かにさせる魔法がありますね。

コーヒーオベーション、グリーンアイス、フラワーガール、CL舞姫。
フラワーガールは我が庭の中で一番の古株のバラです。どんな花が咲くかも分からないクタクタの見切り状態で連れ帰って来たバラでしたので、株の復活から愛らしい花を咲かせるまでの過程を共に過ごした想い出のバラです。

わかな、ブルーミスト、CLアイスバーグ、リトルアーチスト。
ここ数年、ピンク系以外のカラーに惹かれるようになって来ました。その時々の心模様が選ぶ色や樹形にも現れるらしく、そんな気持ちの移り変わりも愉快なものです。

クレマチスも華やかに咲き始め、小さ な庭は一層の賑わいを始めます。
お気に入りの十月桜は春、夏、秋冬と咲いてくれるので、我が庭では一年中花見を楽しめます。

大好きな風景

西側フェンス下の風景には思い入れがあり、出来るだけナチュラルな雰囲気になるように工夫しています。
ミニバラやホタルブクロ、クリスマスローズやラベンダーの咲く風景を、通行人の目を気にしながらも足を震わせながらしゃがみこんで眺めてしまいます。

い庭ですので、フェンスも最大限有効活用して楽しんでおり、フェンスの中には十月桜が住んでいます。
ベンチの上では「草原の輝き」と名付けた寄せ植えが満開の時を迎えてます 。いつの間にか身についた習慣なのですが、寄せ植えにタイトルを付けて可愛がっています。

DIY

花友さんから教えて頂いた『妖精の扉』に惹かれて100均のスノコをDIYし、大小2種類の扉をとり付けました。妖精が来てくれるかも・・・なんて大の大人がウキウキする毎日です。
また、収納の中で眠っていた木製シェルフを救出し、ペイントして多肉棚として第二の人生を与えてみました。

雑貨

お気に入りの雑貨を置くことで、小さな庭の中にも更に個別の世界観を作り出して楽しんでいます。

秋から冬、 そして春へ

10月に入り、多肉の紅葉に目も心も奪われる季節の到来です。
お気に入りのハンギングの住人もビオラやパンジーに変わります。

シルバーリーフが輝く季節になりました。
レンガ床に這わせたパンダスミレが行進し始める頃、ガーデンベンチの寄せ植えはクリスマス仕様に変身します。大人だって子供に負けないくらいワクワクしてしまうシーズンですよね。

シクラメンやビオラ、アネモネ等の球根たちをたっぷりと堪能したら、やがてまた春が来ます。
最愛の季節の花達を見送る頃、やがて来る新緑のスズランの風景を想いまた胸を踊らすのでしょう。

プロフィール

haiziさん

住まい
一戸建て
ガーデニング歴
20年以上
お気に入りの植物
ニオイスミレ・アネモネ・バラ・小花
ホームページ
ハイジの玄関先GARDEN

編集部より

駐車場の車2台分と玄関先のみのお庭スペースですが、レンガやフェンス、それを彩る可憐な花々の、表情豊かなコラボレーションがたっぷりと楽しめます。フェンスや地植えスペースは最大限に活用。どの場所もhaiziさんのセンスと世界観にあふれた丁寧なお庭作りで心を奪われました。場所ごとに使う色を工夫されているところも参考になります。バラはもちろん、地面から顔を覗かせる小さな花ひとつひとつにまで愛情を感じる素敵なガーデンでした。

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