
6月に入る頃になると、庭に植えた野菜たちもぐんぐん成長し、庭もだいぶにぎやかになってきます。トマトやキュウリ、インゲンも花がつき始めました。もうじきやってくる大収穫期に向けて追肥をやりつつ、畑の周りに植えたユリを眺めてにんまり微笑む私。収穫はもう少しおあずけだし、大抵の苗は植え終わっているこの時期、でもやはり何かしたくてたまらない私は、倉庫から小さな鉢を出してきてベビーリーフのタネを蒔きます。
その後の成長や水やりの頻度を考えると、大鉢に植え込むのを推奨している私ですが、ベビーリーフに限っては小さな鉢で管理するのがおすすめ。だって、そんなに深くて大きな鉢に植えた所で、そこまで根が伸びる事はなく、逆に鉢の上部は乾いてベビーリーフたちは水を欲しがっているのに、鉢の奥底は湿っているという、良くない状況になりかねませんからね!だから小さな細長鉢。これが私の定番です。
種まき方法は、ばらまき・すじまき・点まきとあるけれど、このベビーリーフに関しては、やっぱりすじまきに限るわ!というのが持論。理由は土を根元に寄せるのがやりやすいからです。
芽が出て双葉が揃い、本葉が出始めるかな?という頃に間引きと土寄せをします。この時液肥をやるのを忘れずに。でもいつも思うんだけど、間引く前は植物同士で支え合っているのかしっかり立っている双葉たちも、間引いた後は自立できないんじゃないかと思う程か弱くあっち向いたりこっち向いたりする事。でも大丈夫。土を根元に寄せて肥料をやれば、数日でビックリする程しっかり茂るんです。という訳でこの重要な土寄せ作業がしやすい「すじまき」が良いという結果になった訳。
この作業を何回か繰り返すうちに、ぐんぐん大きくなるベビーリーフたち。もちろん間引いた葉っぱもサラダに混ぜていただきます。あとは、頻繁に葉裏をチェックして虫さんに先取りされないようにだけ気をつけるのがポイントかな?
ベビーリーフが収穫できる頃、畑の野菜たちも徐々に収穫期に入ります。大収穫期まで待てない!って人に、一足先のプチ収穫、楽しんでみてはいかがでしょうか?