菜園の一年はジャガイモから

気付けばクロッカスがかわいい花を上げ始め、
あちこちにふきの花もぐんぐんと生長し始めました。
ああ、もう春になったんだ!

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    昨年キャベツもブロッコリーも白菜も植えていない我が家の畑にやってきた冬の大食漢ヒヨドリは、大好きな冬野菜が植えていない事への当てつけか、じゃあこれでも食べてやる!とばかりに、鉢植えの葉牡丹の葉を美味しそうに食べています。

    見ると、テラスの隅にある黄色と赤のフダンソウの、なぜだか赤い方は葉の筋だけになって、すっかり例の大食漢に食べ尽されているではありませんか。この食べっぷりは、ある意味畑の迷惑屋「ヨトウムシ」よりもたちが悪いと思う一方、赤い葉の方が美味しいのかな?なんて思ったりもして・・・。

    それにしても、虫や鳥ってのは、こっちも食べたから、やっぱりこっちも食べないと悪いかな?なんて気を使う事はなく、美味しいからそれだけ食べるんですね。その正直っぷりには潔さすら感じます。

    さて、一見寂しい我が家の畑ですが、私的には現状かなりいい感じになっているつもりです。
    というのも、ジャガイモを植え付ける時になって慌てて、やれ耕耘だ、やれ堆肥だとしているうちに 植え時期が遅れてしまう事も多かった近年でしたが、今年はすでに冬の霜のあがっている間に天地返しもしたし、堆肥もしっかりすき込み済みだからです。
    きれいに整えられた畝は、清々しく茶色の大地をどうだ!!ってさらけ出しているかのようにも見えます。
    下準備も完璧という事で、ゆったりとした気持ちでしばらく日光浴を楽しんでいたジャガイモたちを、その準備万端の畝に送り出す事にしました。

    昨年種芋を植える前に日当りの良い暖かい窓辺で芽を出してから植えたら、その後の成長はすこぶる良好。土の中でぬくぬくしているのが大好きだと思っていたジャガイモたち、出陣前の日光浴があまりに気持ちよくて、やる気になったのかな?
    そのような訳で、今年も存分に日光浴を楽しんでもらったのでした。

    掘り上げた畝にジャガイモと肥料を交互に入れて、 最後に土をかぶせます。あとは、芽がぐんと伸びてくるのを待つばかり。
    今年はどんな野菜にチャレンジしようかな?整えられた畝を眺めつつ、頭の中は今年の菜園計画が進行中。
    菜園の一年はジャガイモに始まる。今年もまた楽しみです。

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