材料
●梅 … 1kg
●砂糖 … 1kg
●塩 … 少々
作り方
1. 6月の下旬(東北地方)ごろの梅を使います。小粒で丸い、キズや虫食いのない梅を規定量分選びます。
2. 梅を洗った後、かめかホウロウの器にいれ、梅がひたひたになるくらいに3%の塩水を入れます。一晩か二晩で梅が黄色くなってきますので、色の変わったものから板の上で転がし、すりこぎで叩くとタネを取り除くことができます。
3. (2)の梅を塩水でよくすすいでから、水気をよく切ります。焼酎で洗ったビンに、水気を切った梅と砂糖を交互に、何回かに分けて入れます。一番上にくるのは砂糖にし、紙で蓋をして涼しいところに置きます。
4. 10日くらいたったら蓋を取り、砂糖がすべてとけていたら、その汁を鍋に移し火にかけ、アクを取り除きます。汁はホウロウかボウルの中で冷ましてから、ビンに戻します。10日後にもう一度同じことを繰り返します。2度煮てもアクが出る時はもう一度繰り返します。
5. 梅がいつも液に浸っているようにします。日の当たらない場所に置きます。冬が終わる頃くらいからが食べごろです。5〜6年も保存がききます。
できあがり!