
1999年に家のリフォームを行ったことがきっかけでガーデニングを本格的に始めました。
狭いお庭ですが、「遠近感」「曲線」「高低差」そして「ここからの眺めが一番なのよ」と言えるような、「ビューポイント」 をつくることを目標に作ったお庭です。
このお庭ができてから道行く人と会話が多くなり、「ガーデニング」を通して心和む毎日が送れるようになったと、しみじみそう思う今日この頃です。
心を込めて作ったこだわりのガーデン
ようやく春を迎えた喜びを伝えたくてパンジーのウェルカムリースを作って訪れる人をお出迎えしています。
庭へと続く小径は、丸太を縦割りにした木を並べて手作り。やはり自然の木は、足にも優しい…。サイドには、斑入りのタイム(ジャコウソウ)とアイビー、夏にはアリッサム、キャットミントが咲きます。
これがメインガーデンで、ウッドデッキの入口からの眺めです。
緩い曲線を描いた道を作り、奥行きのあるお庭を作りました。
また、道の中心に3m近くあるシャラの木を植えたり、花壇はレンガを積んでメリハリをつけるなど、細部までこだわりました。毎年たくさんの花が咲き誇ります。
毎シーズン、テーマを設けて
コーディネートしている花壇。
ピンクのフロックスが満開です。
花壇の後ろにはバラや一年草など鉢植えをたくさん配置し、アレンジしています。
手作りするのが大好きで、ワイルドストロベリーを植えた鉢に、トールペイントでイラストを描きました。ちょっと手を加えるだけでとても楽しくなりますね。
充実したウッドデッキライフ
リビングから続くウッドデッキでは、家族でバーベキューをしたり、ひとりでのんびりティータイムを過ごしたり、友人を呼んでのお茶飲み会を開いたりと、憩いと集いの場になっています。
室内の床とデッキの床の高さを同じにしたことで、よく出入りするようになり、今ではかかせないスペースとなりました。
6月後半、デッキのラティスやパーゴラには、こぼれるようにバラのアンジェラとコンスタンススプライが咲き乱れます。
もちろん、デッキの中でも寄せ植えやハンギングを楽しんでいます。
ナイトガーデンを楽しむ
お庭をもっと楽しみたいと始めた キャンドルナイトガーデン。
手作りのキャンドルスタンドを飾って、ムードある夜を過ごします。秋の夜長にはホットワインで乾杯。
冬はイルミネーションで幻想的に演出。
外は雪が降って寒いけれど、この空間にたたずむのが大好きです。
プロフィール
kazmamaさん(女性/50代)
- 住まい
- 一戸建て
- ガーデニング歴
- 10年
- お気に入りの植物
- バラ、タマクルマバソウ
- ホームページ
- http://www.garpara.jp/
編集部より
kazmamaさんのお庭は、細部までデザインされたとてもおしゃれなお庭なのに飾りすぎておらず、毎日の生活にかかせない空間なのだと感じました。
「ガーデニングは生活のビタミン」とおっしゃるkazmamaさんの気持ちが十分伝わるお庭でした。
1年中、昼も夜も楽しめる工夫があり、まさにそこは夢の「パラダイス」。特にナイトガーデンの美しさには本当に感動しました。
kazmamaさんのサイトでは、庭作りのポイントや、先ほど紹介したウェルカムリースやペイント鉢の作り方を丁寧に紹介しています。とても参考になりますので、ぜひチェックしてみてくださいね!