花木類は花芽と葉が出る芽がはっきりと見分けられるようになるので、今年最後の剪定を行いましょう。大きくなる庭の花木類は、この時期に剪定を行い姿を整えますが、低木の花木は樹形を整える程度にとどめ、本格的な剪定は翌春花が咲き終わってから行いましょう。

アジサイやボタンなどの剪定方法
その年に伸びた枝の上部2〜3芽が花芽になるタイプです。枝をよく見て、一枝に花芽をひとつずつ残し、全体を見て花芽を半数にするように枝を落としていきましょう。樹高をおさえたり花を大きく咲かせるために花芽を減らします。
バラ・アベリアなどの剪定方法
春から夏にかけて伸びた新しい枝の先に花芽をつけるタイプです。これらの植物は春になるまで花芽ができないので、どこで剪定してもかまいません。深く剪定するほど大きな花をつけます。