オリーブ|10月の観葉植物

地中海を代表する植物で、果実の塩漬けやオイルなど多くの人に愛されています。

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目次

    オリーブ

    オリーブ

    地中海を代表する植物で、果実の塩漬けやオイルなど多くの人に愛されています。また、銀白色の美しい葉が魅力で、観葉植物としても大変人気があります。

    カテゴリー 常緑高木
    科名 モクセイ科
    原産地 西アジア、北アフリカ
    耐寒温度 約3℃
    生育適温 15〜25℃
    咲く

    オリーブの年間栽培スケジュール

    置き場所

    できるだけ長く日が当たる場所を選びましょう。冬も、基本的には屋外でよく日を当てるようにしますが、霜や凍結が苦手なので、東北や北海道地域では地植えは難しいです。
    株元にバークや腐葉土を足して霜避けしましょう。

    植え付け

    苗の植え付けは、3月中旬から4月が適期です。

    コンテナ植えの場合
    根鉢よりひと回り大きなコンテナを用意しましょう。
    • 1 底に鉢底石を入れ、コンテナの半分程度土を入れます。
      土は排水性のよいものを選びましょう。

    • 2 苗をポットから出したら、固くなった表面の土を軽くほぐし、植え付けします。

    • 3 オリーブの根は浅く、折れやすいので、強風で倒れてしまうこともあります。
      まだ根がしっかり張っていない植え付け時は、支柱を立てて支えましょう。

    • 4 最後にたっぷり水やりします。

    • ★植え替えは、2〜3年に1度行いましょう。

    地植えの場合
    • 1 土はよく耕しておきましょう。堆肥を混ぜて、水はけのよい、栄養分の高い土にしましょう。
      また、酸性土壌を嫌うので、苦土石灰を加えておきましょう。

    • 2 苗がちょうど入るくらいの深さの穴を掘り、植え付けします。
      コンテナ植え同様に、根鉢はあまりくずさずに植え付けしましょう。

    • 3 支柱で苗を支え、最後にたっぷり水やりします。

    • ★地植えの場合、1度植え付けたら植え替えの必要はありません。

    肥料

    化成肥料を、植え付け時と6月中旬、10月中旬に与えます。
    そして実の収穫をした際には、お礼肥えをあげましょう。

    水やり

    土の表面が乾いたらたっぷり水やりします。オリーブは水はけのよい状態を好みますので、 コンテナで受け皿を使用している場合は、水をためないようにします。

    増やし方

    3〜4月、7〜8月に挿し木で増やすことができます。
    • 1 新芽のついた若い枝を切り、先端に葉を3〜4枚残して、下の葉は取ります。

    • 2 パーライト、または挿し木用土に、枝を挿します。
      根が出るまでは、半日陰の場所で土が乾かないように管理します。 パーライト、または挿し木用土に、枝を挿します。

    • 3 2ヶ月ほどで、新芽が出てきたら、鉢に植え替えます。

    剪定

    毎年2月頃、伸びすぎた枝を切り戻し、日当たり、風通しを良くします。
    枝の節目から複数出た枝や、二股に分かれた枝、枝同士が交差していて込み入った枝を切りましょう。
    ただし、実の収穫を楽しむ場合は、実がつかなくなるので新しい枝は刈り込まないようにします。

    実をつけるために

    POINT1 新しい枝は切らない。

    オリーブは、その年に伸びた新しい枝の先に翌年花が咲き、実がなります。 そのため、新しい枝は切らないようにします。

    POINT2 違う品種の苗を2本以上植える

    実がつかない理由として、受粉していないことがあげられます。
    オリーブは、自家受粉しにくい植物なので、違う品種の苗を2本以上植えて、 受粉の確率を上げましょう。

    ここをチェック!

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