サボテン

ユニークな形が人気のサボテン。大変種類が多く、様々な形があります。丈夫で、手間もかからないので初心者にもオススメです。
カテゴリー | 観葉植物 |
科名 | サボテン科 |
原産地 | 南北アメリカ大陸 |
耐寒温度 | 約7℃ |
生育適温 | 20〜30℃ |
花 | 咲く(品種によって異なる。) |
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苗を選ぶポイント
根がしっかりしているもの
サボテンは根の故障の多い植物です。美しいサボテンでも、根腐れしていると将来性がありません。
根の状態をしっかり確認しましょう。
★ ポイント 2
がっしりしていて、徒長していないもの
下部が茶色に変色しているものや、徒長しているものは老化している証拠です。
がっしりしてよく引き締まったサボテンを選びましょう。
病気や傷のないもの
害虫のついたものや、斑点のでたものなどを避け、元気な苗を選びましょう。
置き場所
春と秋がサボテンの生長期です。年間を通じ湿度を避け、風通しのよい場所で管理する。
夏
本来、砂漠に生育しているので日光には強いと思われがちですが、高温多湿の日本の夏には、生長が鈍くなります。
夏は風通しの良い明るい日陰に置きましょう。
冬
サボテンは冬に休眠します。寒さには強いですが、暖かい室内が適しています。日のよく当たる窓辺に置きましょう。
その時には、日焼けしないように、徐々に直射日光に当てるようにしましょう。
水やり
夏・冬 生長しないので、月2回くらいに控えます。
鉢土が接着剤で固められていて、水がしみ込みにくい場合には、こんな方法で水やりしましょう。
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素焼き鉢の場合
30分程度、鉢を水につけて吸水させます。 -
素焼き鉢以外の鉢の場合
10分ほど、鉢ごと水に沈めます。
肥料
植え替え時に、緩効性化成肥料を元肥として用土に加えていれば、追肥の必要はありません。
特に株が弱っていたり、元肥を与えていない場合には、生育期に規定の量に薄めた液体肥料を月3〜4回施します。
植え替え
植え替えの適期は、3月中旬から5月、8月中旬から9月中旬です。 〜植え替えの手順〜
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1 サボテンを鉢から抜き、古い土を3分の1くらい落とします。
植え替え作業の10日前くらいから断水して用土を乾かしておくと、根を傷めず、作業もラクです。 -
2 根をチェックし、腐った部分があれば、切り取りましょう。
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3 根の切り口に被膜ができるまで、風通しのよい半日陰で乾かしてから植え付けします。
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4 サボテン用の専用土で植え付けをします。
よく日の当たる場所に置き、鉢土を温めましょう。
鉢内の温度が低いと発根しないため、植え替え後7〜10日くらいは水やりを控えましょう。
増やし方
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1 清潔なナイフで、子株をつけ根から切り取ります。
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2 切り取った子株は、2〜3日風通しのよい半日陰で切り口をよく乾かします。
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3 清潔な挿し木用土に植え付けます。深く挿すと発根しないので、土と接する程度に植え付けします。
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4 2〜3ヵ月後に、サボテン用の専用土に植え替えします。
根元が腐った場合の対応
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1 腐った部分を残して、清潔なナイフで切り落とします。
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2 1週間〜10日ほど、風通しのよい半日陰で切り口を乾燥させて、挿し木にします。
挿し木同様、深く挿さずに、土に立つくらいにします。