『カラーリーフinペイント鉢』

夏本番になりますね。暑さに負けず元気に咲く花もありますが、湿度の高い日本は盛夏のガーデニングは難しいと思っている方も多いでしょう・・・。
そこで、今回はカラーリーフを多く使ったコンテナです。花がきれても、カラーや動き、フォルムなどで充分に楽しめます。鉢もペイントしてちょっとチャームアップ!ナチュラルな感じのコンテナを楽しんでくださいね。
- 材料
- 素焼き鉢
- 用土(赤玉3:もみ殻クンタン1:培養土5)
- 鉢底石、鉢底ネット
- アクリルの絵の具(3色〜4色)
- 植物
- 斑入ツリガネソウ
- パープルマウンテングラス
- ジュズサンゴ
- シュウカイドウ
- ヘミングラフィスレパンダ
- 極小チニチソウ
- 斑入ミズヒキ
- フィランシス

- @:いかにも新品!という鉢は自然の中では不自然な感じがするので、私はペイントをして使っています。花の色に合わせたり、置く場所に合わせたり、さまざまな楽しみ方があるし、鉢によって全く違う雰囲気の寄せ植えに見えますから「自分らしさ・個性」をだせるポイントではないでしょうか? ペンキよりもアクリル絵の具が、おすすめです。 扱いも楽だし、価格も安価、乾くのがとても早くて、ウェザードしていく様も自然です。
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- 厚塗りにならないようにスポンジでこするように塗りましょう。今回はアイボリー、イエロー、グリーンの順番に重ね塗りをして、よりナチュラルな感じをだしてみました。下地の色が所々見える感じ(色々試してみてくださいね)がいいと思います。 分かりにくいかと思いますが、ペイントした所としていない所はこんな感じです。
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- A:ペイントが終ったら後は植えるだけ。
鉢底ネットを入れ、鉢底石を入れ、根鉢の高さ程度の用土を入れます。その上に植物を置いていきます。
先に土を入れてから掘って植える方もいるかと思いますが、根をほぐすので、根を痛めないためにも植物を並べてから用土を丁寧に入れていくほうが良いでしょう。
背の高い植物を後方に置き、順に植えていきます。
今回はイエローグリーンの感じにペイントしたので、同系色の葉物と補色効果のあるパープル系の葉物にしました。葉物だけにこだわらず、かわいいニチニチソウもプラスしました。 -
作り方
\完成/
完成です。ナチュラルな感じ・・・?赤い「ジュズサンゴ」の実と「シュウカイドウ」の赤葉脈も今回のポイント。涼しげなのですが、赤を使うことで夏らしい感じが演出できます。同じようにペイントした鉢を2つ置いてみました。鉢がそろっているだけで統一感が出ますよね?中の植物も1〜2種類同じものを植えています。
- 早坂ひろみ先生のプロフィール
- ガーデニングプロデューサー。結婚を期に仙台へ。庭付きの一軒家に住むようになってからガーデニングに目覚めもう勉強。その後、専門学校の講師、ガーデンショップの企画、ホームセンターの商品部への勤務を経て、現在に至る。スクールの講師、ガーデンデザイン、イベントでの講演など宮城県を中心に活躍している。朝の情報番組『ウォッチン!宮城』にも出演中!!
